「やすいインスタントコーヒー」と「1杯200円のコーヒー」では、どちらがどれくらい「節約」になるのでしょうか?

配信日: 2025.01.27

この記事は約 4 分で読めます。
「やすいインスタントコーヒー」と「1杯200円のコーヒー」では、どちらがどれくらい「節約」になるのでしょうか?
コーヒーは心身をリラックスさせたり、集中力を高めたりする効果があるとされていることから、毎日飲む習慣がついている人もいるでしょう。
 
コーヒーをコンビニやカフェで購入する人もいれば、インスタントコーヒーを持参する人もいます。コンビニやカフェの方が手軽で美味しいコーヒーを飲めるイメージがありますが、気になるのは費用です。
 
今回の記事では、インスタントコーヒーと、コンビニやカフェでコーヒーを毎日購入する場合でどのくらい節約になるのかを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

毎日コーヒーを買うといくら?

コーヒーはコンビニやカフェで1杯あたりの値段が異なります。週5日勤務の場合で毎日コーヒーを買い続けるとどのくらいになるのかをみてみましょう。以下の表1にまとめました。
 
表1

1杯あたりの値段(税込) 1ヶ月買い続けた場合 1年間買い続けた場合
セブンイレブン 120円(ホットコーヒーR) 2400円 2万8800円
ローソン 200円(Mサイズ) 4000円 4万8000円
ファミリーマート 180円(ブレンドM) 3600円 4万3200円
スターバックス 420円(ドリップコーヒー
トールサイズ)
8400円 10万800円
ドトールコーヒー 330円
(ブレンドコーヒー M)
6600円 7万9200円
タリーズコーヒー 420円(本日のコーヒー
トールサイズ)
8400円 10万800円

※各公式HPを基に筆者作成
 
カフェよりもコンビニの方が値段は安い傾向にありますが、1ヶ月でも2000円以上、1年間では少なくとも3万円近くの出費になります。カフェで毎日買う場合はさらに費用がかかり、最大で10万円を超える出費になるケースもあります。
 
しかし、カフェによっては、タンブラーや水筒を持参すると安くなったり、2杯目以降の金額が安くなったりすることもあるため、表1よりも出費を抑えられる可能性があります。それでも大きな出費になることは間違いなさそうです。
 

インスタントコーヒーの場合

インスタントコーヒーを毎日飲むとどのくらいになるのかをみてみましょう。
 
UCCのインスタントコーヒーは1瓶90gで646円(税込)です。1杯2グラムとすると1瓶で45杯分、1杯あたり約14円となります。表2は、インスタントコーヒーの1杯あたりの値段と、1ヶ月および1年間買い続けた場合の金額をそれぞれ示したものです。
 
表2

1杯あたりの値段(税込) 1ヶ月買い続けた場合 1年間買い続けた場合
インスタントコーヒー 14円 280円 3360円

※UCC「UCC 職人の珈琲 ほろ苦い味わい 瓶 90g」を基に筆者作成
 
インスタントコーヒーの場合、1年間でも3360円と格段に費用を抑えられる可能性があります。コーヒーを毎日飲む人が節約したいなら、インスタントコーヒーを持参した方がコストダウンにつながると考えられるでしょう。
 

インスタントコーヒーを持参するメリット

インスタントコーヒーを持参することは、節約以外にもメリットがあります。どのようなメリットがあるのかを解説します。
 

好きなタイミングで飲める

コーヒーを購入すると、時間が経つと冷めてしまったり氷が溶けてしまったりするなどのデメリットが生じる可能性があります。
 
しかし、保温・保冷機能がある水筒でコーヒーを持参すれば、味が変わることなく自分の好きなタイミングで美味しいコーヒーが楽しめると考えられます。ただし、コーヒーを水筒に入れると匂い移りしやすいとされているため、コーヒー専用の水筒を持っておくのがよいでしょう。
 

時間の節約になる

コーヒーを買いに行く手間がなくなるのもメリットの1つです。仕事が忙しい時でも、コーヒーを持参すればわざわざ買いに行かなくても済みます。
 
また、デスクワークなどでなかなか外に出られない仕事の場合も、インスタントコーヒーを持参すれば、好きなタイミングで手軽にコーヒーを飲むことが可能になると考えられます。
 

節約したいならインスタントコーヒーを持参しよう

コーヒーを毎日買うよりも、インスタントコーヒーを持参した方が圧倒的に費用を抑えられる可能性があります。
 
また、コーヒーを持参するのは節約以外にも好きなタイミングでコーヒーを楽しめたり、時間を削減できたりするメリットもあります。
 
インスタントコーヒーにもさまざまな種類があるため、数種類を買って毎日違うテイストを楽しむのもよいでしょう。インスタントコーヒーは工夫次第でいろいろと楽しめるため、自分の楽しみ方を探してみてはいかがでしょうか。
 

出典

セブン-イレブン セブンカフェ
ローソン コーヒー(M)
ファミリーマート コーヒー・フラッペ
スターバックス ドリップコーヒー
ドトールコーヒー ブレンドコーヒー
タリーズコーヒー 本日のコーヒー
UCC UCC 職人の珈琲 ほろ苦い味わい 瓶 90g
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 夫の家事への不安に関するアンケート ライターさん募集