炊飯器を24時間「保温」にするのはよくない? 保温だけで「電気代」は1ヶ月どのくらいかかっているのでしょうか?

配信日: 2025.01.30

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炊飯器を24時間「保温」にするのはよくない? 保温だけで「電気代」は1ヶ月どのくらいかかっているのでしょうか?
炊飯器で炊いたご飯を一度に食べきらず、そのまま保温しておくこともあるでしょう。しかし、長時間保温のままにしておくと電気代が気になるという人もいるかもしれません。
 
実際のところ、炊飯器の保温機能だけで1ヶ月にどのくらいの電気代がかかるのか確認してみましょう。
 
本記事では、炊いたご飯をラップで保存し、電子レンジで温めて食べる場合の電気代や、炊飯器にかかる電気代をおさえる方法についてもご紹介します。
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炊飯器の保温にかかる電気代は?

まずは、炊飯器の保温にかかる電気代を計算してみましょう。
 
炊飯器の電気代は「消費電力量(キロワットアワー)×電気料金単価(円/キロワットアワー)」という式を使って計算できます。消費電力量はカタログや取扱説明書などに記載されているので確認しましょう。電気料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として公表している31円/キロワットアワーを使用します。
 
例えば、1時間あたりの保温時消費電力量が16.1ワットアワー(0.0161キロワットアワー)の炊飯器の場合、1時間の保温にかかる電気代は約0.5円です。今回の事例のように24時間保温でつけっぱなしにした場合は約12円、1ヶ月(30日)に換算すると保温だけで約360円の電気代がかかります。
 
さらに、1日1回ご飯を炊く際にかかる電気代を加えていきましょう。上記の炊飯器は1回あたりの炊飯時消費電力量が149ワットアワー(0.149キロワットアワー)なので、1回の炊飯にかかる電気代は約4.6円です。24時間保温にした場合の電気代と合わせると1日あたり約16.6円、1ヶ月で約498円になります。
 

ご飯を小分けにして電子レンジで温めて食べた方がお得?

炊飯器で炊いたご飯を小分けにして保存しておき、電子レンジで温めて食べる場合の電気代も計算してみましょう。今回は、朝炊いたご飯を冷蔵庫に保存し、昼と夜に電子レンジで温めて食べると仮定します。
 
朝、炊飯器でご飯を炊く際にかかる電気代は約4.6円なので、これに電子レンジで2回ご飯を温める際にかかる電気代を合わせます。例えば、消費電力が1.4キロワットの電子レンジでご飯を1分温めた場合の電気代は約0.7円です。
 
炊飯器の電気代と合わせて約5.3円なので、1ヶ月あたり約159円の電気代がかかります。炊飯器でご飯を炊き、24時間保温にした場合にかかる電気代よりも月300円以上節約できる可能性があります。
 
節約のことを考えるのであれば、炊飯器を保温にしておくよりも、小分けにしてラップに包むなどして保存し、食べる際に電子レンジで温めた方がよいでしょう。
 

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炊飯器の電気代をおさえる方法

炊飯器にかかる電気代を少しでもおさえるためには、長時間保温状態にするのをやめるほかに、次のような方法も検討してみるとよいでしょう。

●使わないときは炊飯器のコンセントを抜いて待機電力が発生するのを防ぐ
●消費電力量をおさえる「エコモード」を活用する
●省エネ性の高い新しい炊飯器に買い替える

また、ほかの家電製品にかかる電気代も節約するために、電力会社や契約プランを見直してみるのもよいかもしれません。
 

炊飯器の保温だけで月に約360円の電気代がかかる場合もある

炊飯器でご飯を炊いたまま長時間保温にしておく場合、どのくらい電気代がかかるのか不安になることもあるでしょう。炊飯器の消費電力量にもよりますが、保温だけで1ヶ月に約360円の電気代がかかる場合もあるようです。
 
炊飯器で炊いたご飯を一度に食べないのであれば、小分けにして保存しておき、電子レンジで温めて食べた方が電気代をおさえられる可能性があります。
 
ほかにも、使わないときは炊飯器のコンセントを抜くようにしたり、エコモードを活用したりする方法で電気代を節約できるかもしれないので、試してみるとよいでしょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A Q カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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