「もったいないから」と80代の母は週に3回しかシャンプーを使いません。ほかの日はお湯のみだそうですが、節約できているのでしょうか?

配信日: 2025.01.31

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「もったいないから」と80代の母は週に3回しかシャンプーを使いません。ほかの日はお湯のみだそうですが、節約できているのでしょうか?
人によっては、節約のためにシャワーの利用時間を減らすだけでなく、シャンプーの利用回数も少なくするケースがあります。もし母親が毎日シャンプーをしないことが気になる場合は、実際にどれくらい節約できるかを計算してみるといいでしょう。
 
今回は、シャンプーにかかるコストや、シャンプーやシャワーを節約すると水道代やガス代がいくら安くなるのかなどについてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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シャンプーにかかるコストはいくらくらい?

シャンプーの費用は会社やブランドによって大きく異なります。例えば、A社では320ミリリットルのシャンプーが599円です。一方、B社のシャンプーは250ミリリットルで3850円かかります。シャンプー1回あたりの使用量を6ミリリットルとすると、A社の商品は1回約11円、B社の商品だと1回につき約92.4円です。
 
もし母親がシャンプーの値段を気にして使用頻度を減らしているなら、より安い価格帯のシャンプーを選ぶのもいいでしょう。ただし、シャンプーの種類によっては頭皮に合わない可能性もあります。まずは小さいサイズで試してみて、問題がなければ継続して使用することがおすすめです。
 

シャンプーの回数とシャワーの時間を少なくするとどれくらい節約できる?

今回は、以下の条件でシャンプーを毎日使用してシャワーを20分使用したときと、シャンプーを週に3回とシャワーを15分にした場合の費用差を比較します。
 

・A社のシャンプーを使用する
・ガス代の基準単価は東京ガス株式会社の「一般契約料金B表」130.46円/立方メートルとする
・熱効率は80%
・発熱量は1万750キロカロリー
・シャワー使用時にお湯を20度から40度まで上昇させる
・水道代は東京都水道局が公表している目安の1リットルあたり0.24円
・1分流しっぱなしで水を12リットル消費する
・シャワーはシャンプーを使うときが20分、使わないときが15分

 
まず、シャンプー代を比較しましょう。A社のシャンプーを毎日使ったとすると、1週間で77円です。週に3回にすると33円なので1週間で44円の節約になります。
 
次に、ガス代を求めましょう。ガス代は「使用湯量×上昇温度÷(発熱量×熱効率)×ガス基準単位料金(円/立方メートル)」で計算できます。
 
条件を式に当てはめると、シャワーを20分使用しているときのガス代は「240リットル×20度÷(1万750キロカロリー×80%)×130.46円/立方メートル」となり、約73円です。20分間のシャワーを1週間続けたとすると、511円かかります。
 
一方、シャワーを15分使用するとガス代は約55円です。1週間のうち4日を15分、3日は20分シャワーを使用したとすると、ガス代は439円になります。
 
水道代は、毎日20分シャワーを使用したときが週に約403円、4日間は15分に短縮した場合が週に約346円です。シャンプーとシャワーを節約したときとしなかったときでは、1週間で173円の差になります。
 

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節約しながらお風呂に入るポイント

入浴時に節約するポイントは、シャワーの温度と使用量です。ガス代の計算式で上昇温度を使用していることから分かるように、設定温度が高いほどガス代も高くなります。体が冷えない程度に温度をおさえると、ガス代を節約できます。
 
また、シャワーヘッドを節水用のものに変える方法もいいでしょう。節水シャワーヘッドは、シャワーヘッドを付け替えるだけで使用できる便利アイテムです。従来のものより水量を節約できるため、水道代を安くおさえられます。
 

シャワーも節水すれば節約につながる

シャンプーにかかるコストはブランドによって大きく変わります。母親がシャンプーを多く使うことに対して「もったいない」と感じているときは、シャンプーを安い価格帯のものに変更すると気軽に使いやすくなるでしょう。
 
シャンプーとシャワーの使用回数や使用量を減らすと、今回のケースでは1週間で173円の節約になりました。実際、シャンプーだけでなくシャワーの使用量を減らしたり温度を調整したりするだけでも節約効果は期待できるため試してみるのもいいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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