スマホ代が家族で「合計3万円」は高すぎ? やっぱり格安スマホに乗り換えたほうがいいのでしょうか……?

配信日: 2025.02.02

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スマホ代が家族で「合計3万円」は高すぎ? やっぱり格安スマホに乗り換えたほうがいいのでしょうか……?
スマホ代が毎月家族3人で3万円と聞くと、高いと感じる方もいるでしょう。他の家庭のスマホ代がどのくらいなのか気になるものです。
 
本記事では、毎月のスマホ代の目安を紹介するとともに、大手キャリアと格安スマホのメリット・デメリットを解説します。メリット・デメリットを比較し、家庭の通信費を見直す際のヒントをお届けします。
FINANCIAL FIELD編集部

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毎月のスマホ代の目安

株式会社WDCが行った「スマホキャリアに関するアンケート」を参考に、毎月のスマホにかける費用を表1にまとめました。
 
表1

3000円未満 30.00%
3000~5000円未満 26.33%
5000~7000円未満 16.67%
7000~1万円未満 14.33%
1万円以上 12.67%

出典:株式会社WDC リアほ「スマホキャリアに関するアンケート」を基に筆者作成
 
最も多いのは「3000円未満」で、全体の30%を占めています。次に、「3000~5000円未満」は26.33%です。5000円未満が半数以上に達していることから、多くの人が通信費を節約していると推察できるでしょう。一方、スマホ代に毎月「1万円以上」かけている人は12.67%と少数派であり、多くの人がコストを意識している様子がうかがえます。
 
3000円未満でスマホを利用できれば、家族3人で合計1万円未満に抑えられます。そのため、家族3人で月3万円は比較的高額であるといえるでしょう。節約を考えているなら、格安スマホへの乗り換えを検討するのがおすすめです。
 

大手キャリアスマホのメリット

大手キャリアのスマホを利用するメリットは、充実したサポート体制です。全国に展開されている実店舗では、トラブルや操作に関する質問に直接対応してもらえます。対面で話しながら解決できるため、スマホ操作に不慣れな方や初心者にとっては大きな安心感があるでしょう。
 
また、家族で同じキャリアを利用する場合、家族割引によって月々の利用料金が割り引かれるのも見逃せないポイントです。スマホと自宅のインターネット回線を同じキャリアに統一すれば、セット割による追加割引が適用されるケースもあります。
 

大手キャリアスマホのデメリット

大手キャリアのデメリットとして挙げられるのは、料金の高さです。大手キャリアは、安定した通信速度や幅広いエリアカバーを維持するために、多くの運用費を必要とします。
 
その結果、格安スマホなどと比べて、月々の通信費が高くなりがちです。大容量のデータプランを選択すれば料金がさらに高額になるため、家計への負担が大きくなる可能性があります。
 

格安スマホのメリット

格安スマホのメリットは、コストを抑えられる点です。格安スマホを提供する「MVNO(仮想移動体通信事業者)」は、キャリアから通信回線を借り受けることで設備投資にかかる費用を削減しています。また、実店舗を持たず、オンライン対応を主とする運営スタイルによって固定費を大幅に抑えているのです。
 
ほかにも、格安スマホは料金プランもシンプルな場合が多く、必要なデータ量を見極めてプランを選べば、無駄なく使えるのが特徴です。
 

格安スマホのデメリット

格安スマホを利用するデメリットは、サポート面の弱さです。実店舗を持たない事業者が多く、初期設定やトラブル対応まですべて契約者自身で行わなければならない場合があります。また、ネット利用が集中する時間帯には通信速度が低下するケースがあります。
 
特に、朝夕の通勤通学の時間帯や昼休憩の時間帯をはじめ、夜間の21時~23時あたりの時間帯には通信が不安定になるケースがあり、安定した通信速度を重視したい方は不便に感じるかもしれません。
 

通信費を節約したいなら格安スマホへの切り替えがおすすめ

毎月のスマホ代は、家計において大きな割合を占める固定費のひとつです。大手キャリアの充実したサポートや安定した通信環境は魅力的ですが、格安スマホの安さやシンプルなプランも見逃せません。
 
スマホを選ぶ際は、それぞれのメリット・デメリットを理解し、ライフスタイルに合った選択をすることが大切です。もし通信費を節約したいと考えているのであれば、格安スマホへの乗り換えを検討してみるのもおすすめです。
 

出典

株式会社WDC リアほ スマホ代、みんなはいくら払ってる?|スマホキャリアに関するアンケートを実施
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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