冬は家で作ったお茶を「水筒」に入れて会社に持参! コンビニでお茶を買うよりも節約できていますよね?
配信日: 2025.02.05

そこで今回は、コンビニで毎日1本温かいお茶を買った場合と、自宅から水筒を持参した場合にかかる費用を比較していきます。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
1ヶ月ペットボトルのお茶を買うといくらになるのか?
まずは、コンビニで1ヶ月毎日温かいお茶を買った場合の費用を見ていきましょう。コンビニで温かいお茶1本(500ミリリットル)は150円程度で購入できます。1ヶ月のうちに会社に行く日を20日とした場合、コンビニで500ミリリットルの温かいお茶を毎日1本買うとかかる費用は約3000円です。
1ヶ月水筒を持参するとどれくらいの節約になるのか?
次に、自宅から会社に水筒を持参した場合に必要な費用を見ていきましょう。毎日500ミリリットルの水を使用すると、20日間で約10リットルの水が必要です。東京都水道局によると1リットル当たりの単価は0.24円のため、10リットルの水に必要な費用は約2.4円です。
次に、お茶をいれるのに必要なお湯を電気ケトルで沸かした場合の電気代を次の条件で見ていきます。
室温:20度
500ミリリットルを沸かすのにかかる時間:約4分
定格消費電力:1000ワット
電気料金単価:31円/キロワットアワー(税込み)
とある電気ケトルでは、上記の条件で500ミリリットルのお湯を沸かした場合にかかる1回の電気代は約2円、20日間では約40円です。また、緑茶のティーパックを1個当たり15円とすると、水道代とあわせて20日間で約342円かかります。
自宅で温かいお茶を水筒に入れて持参すると、コンビニで500ミリリットルのペットボトルを1本買った場合と比べて20日間で約2658円節約できることが分かりました。
ペットボトルと水筒のメリット・デメリット
ペットボトルはコンビニや自動販売機などどこでも手軽に買える一方で、水筒の方が節約できます。それぞれのメリット・デメリットは次の通りです。
メリット:軽い、飲み終わったら捨てられる、手入れ不要、残量がひと目で分かる
デメリット:保温性が低い、購入の手間がかかる
メリット:保温性が高い、繰り返し使える
デメリット:重い、洗う手間が必要、残量が分かりにくい
汗をかかない冬でも「節約のために水分を補給しない」はNG
気温が高く汗をかきやすい夏だけでなく、のどの渇きを感じにくい冬でも空気が乾燥しているため気づかないうちに脱水になる可能性があります。そのため、冬場でもこまめな水分補給が必要です。
人のからだの約60%は水分で、食事や排せつなどで1日2.5リットルの水分がからだを出入りしています。失われた水分を補うために、冬でも最低1.2リットルの水分補給をしないと、頭痛や倦怠感などの脱水症状を引き起こすおそれがあります。
サーモス株式会社が行った「冬の水分補給に関する調査」では、冬に意識して水分補給をしている人は夏の3分の1以下でした。また、水やお茶などの水分を1日の必要量である1.2リットル摂取できていない人は全体の69%にもおよぶとのことでした。
健康のために温かい水やお茶、また冬の感染症対策にはこまめな水分補給がかかせません。健康のためにも、毎日ペットボトルや水筒を持参してこまめな水分補給を心がけましょう。
自宅で温かいお茶を水筒に入れて持参すると20日で約2658円節約できる
1日1本コンビニで温かいお茶を買うのと比べて、自宅から水筒を持参すると20日で約2658円、1年では約3万1896円節約できることが分かりました。
のどの渇きを感じにくい冬場は気づかないうちに脱水症状を引き起こす可能性もあるため、こまめな水分補給が大切です。ペットボトルと水筒を使い分けて、上手に節約しながら水分補給を行っていきましょう。
出典
東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方
サーモス株式会社 20代~50代の男女 481名を対象に『冬の水分補給に関する調査』を実施
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー