「加湿器」や「ヒーター」など、特定のシーズンでしか使わない家電製品は買うよりレンタルした方がお得?
配信日: 2025.02.12

また、家電レンタルの特徴や、レンタルと購入それぞれのメリットやデメリットについてまとめました。シーズン家電を購入するか迷っている方は参考にしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
シーズン家電製品はレンタルと購入どちらが節約になる?
シーズン家電製品のレンタルと購入費用を比較した結果は、表1の通りです。
表1
レンタル(月額) | 最低レンタル期間 (金額) |
新品購入金額 | 損益分岐点 | |
---|---|---|---|---|
加湿器 | 3200円 | 3ヶ月(9600円) | 1万8480円 | 5ヶ月 |
ファンヒーター | 2500円 | 3ヶ月(7500円) | 1万6100円 | 6ヶ月 |
空気清浄機 | 3900円 ※初月1950円 |
3ヶ月(9750円) | 4万2800円 | 10ヶ月 |
サーキュレーター | 3600円 | 3ヶ月(1万800円) | 4万2900円 | 11ヶ月 |
※筆者作成
表1より、約半年から1年で、レンタル総額が購入金額を超えることが分かります。シーズン家電の種類にもよりますが、レンタル期間が半年未満であれば購入するよりもお得といえるでしょう。
家電レンタルサービスの特徴
家電レンタルサービスで、家電をレンタルする場合の特徴について解説します。ただし、レンタルサービス会社によって、サービス内容が異なるため、事前に確認しましょう。
商品や目的に合わせてプランが選べる
プランは家電レンタルサービス会社によって異なりますが、月単位のプランや日数単位のプランがあるようです。短期間の使用や購入前に家電の使用感を試したい場合は、数日から数週間利用できるプラン、商品を数ヶ月以上使う場合は月単位のプランを選ぶとよいでしょう。
また、家電レンタルサービス会社によって、最低利用日数が決まっています。中途解約した場合は解約手数料がかかる可能性があるため、注意が必要です。
レンタル後に購入できる
家電レンタルサービスによっては、レンタル期間満了後も使い続けて購入できるプランがあるようです。気に入ったレンタル商品を返却せずに自分のものにできるため、支払ったレンタル料金が無駄になりません。気になる家電を購入前に試ししたい場合、レンタルでのサブスク利用が適しているでしょう。
シーズン家電のレンタルと購入のメリットやデメリット
シーズン家電のレンタルと購入のメリットやデメリットについてまとめました。
レンタル家電のメリットやデメリット
家電レンタルの大きなメリットは、初期費用がおさえられることです。また、使い続けることで、メンテナンスにかかる修理費用や故障して廃棄する場合の費用がかかりません。一定期間の利用を条件に、値段をおさえて気になる家電を導入できます。
一方、レンタルのデメリットは、商品の種類に限りがあることです。レンタル家電サービス会社が取り扱う在庫品の中から商品を選べないため、気になる家電の取り扱いがない可能性があります。また、使用期間の長さや家電の種類によっては、購入するよりもレンタル料金の方が高くなることがあるため、注意が必要です。
購入のメリットやデメリット
家電を購入するメリットは、自分好みの商品を選び、所有できることです。長期間使用する場合は、レンタル料金よりも購入した方が割安になるでしょう。
一方、購入のデメリットは、気になる家電を購入するために初期費用がかかることです。また、使い続けるとメンテナンスが必要となり、修理費用がかかってしまいます。万が一、故障してしまった場合は、廃棄費用の負担や手間がかかるでしょう。
「加湿器」や「ヒーター」などのシーズンものの家電製品は使用期間が短いとレンタルした方がお得
「加湿器」や「ヒーター」などのシーズンものの家電製品は、家電にもよりますが、使用期間が半年未満で短い場合は、買うよりもレンタルした方がお得といえます。
また、レンタル家電会社によっては、一定の月額料金を支払うとレンタル商品をそのまま購入することも可能です。シーズンごとにしか使わない家電や気になる家電がレンタルサービスされている場合は、一度レンタルで試してみるとよいでしょう。自分にぴったりな家電製品が見つかるかもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー