大学の学食と手作り弁当はどちらがオトクなの!?それぞれの特徴を比較
配信日: 2025.02.12

今回は、学食と手作り弁当の費用や特徴を比較しました。それぞれのメリットについてもまとめていますので、学食か手作り弁当、どちらにしようか迷っている方は、本記事の内容を参考にしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
学食と手作りお弁当の費用を比較
大学の学食が450円程度だとすると、月に20日利用した場合にかかる食費は1ヶ月で9000円になります。
一方、株式会社ニチレイフーズの「全国お弁当事情に関する調査 2024」によると、お弁当にかける経費の全国平均は222.3円となっています。
これを1食450円の学食と比較すると、手作り弁当の方が228円ほど費用をおさえられる可能性があります。仮に月20日の利用で計算すると、学食より4560円ほどの節約につなげられるでしょう。
ただし、お弁当作りには食材の買い出し時間や調理時間、光熱費、消耗品費なども考慮が必要です。保存方法による食材の痛みなどもリスクとして考えられるため、その点も踏まえて検討することをおすすめします。
なお、都道府県別に見ると、沖縄県が273.6円ともっとも高い結果になっており、群馬県の168.2円が最安の結果です。都道府県によって100円以上の差額が生まれるのも、ポイントとして覚えておきましょう。
学食のメリット
学食は、豊富なメニューと必要な栄養素をバランスよく摂れることが魅力といえます。カレーやうどん、そば、定食など、好みに合わせて毎日の献立を選択できるため、飽きにくいことがうれしいポイントです。
なかには、管理栄養士が献立を監修している場合もあり、栄養バランスが整っているのも魅力の1つです。調理の手間をかけずに、不足しがちな栄養を摂れるのは、学食の大きなメリットといえるでしょう。
手作り弁当のメリット
手作り弁当のメリットは、食費をおさえられる点です。また、使用する食材や調味料を自分で選べることから、塩分や糖分の摂取量を調整しやすい傾向にあります。
加えて、食品ロスの観点からは、家庭での余りものを活用できる点も、メリットとして挙げられます。冷蔵庫のなかの食材を使い切ることで、廃棄する予定だった食材を減らせる可能性が高まるでしょう。
学食とお弁当、栄養面ではどちらがおすすめ?
学食とお弁当のどちらも、バランスを考えれば栄養面で問題が出ることは少ないと考えられます。学食は栄養バランスが考えられたメニューが提供されている傾向にありますが、お弁当の場合も、献立によって栄養バランスを整えることは難しくないでしょう。
栄養バランスが整っていることを前提として、費用面を重視するのであれば、手作り弁当がおすすめです。学食とは月4560円もの差がでるため、お弁当を続けることで、節約につなげられる可能性があります。
一方、時間効率を重視するのであれば、学食を検討するのもよいでしょう。調理や準備の時間をかけずに、毎日異なるメニューを選べるのは、学食の大きな魅力です。
なお、その日の予定や体調に応じて使い分けることも選択肢の1つです。時間に余裕がある場合は、お弁当を持参し、忙しい日は学食を検討するなど、日によって柔軟に対応するのもよいでしょう。
手作り弁当は学食よりも費用をおさえられる傾向にある
今回は、学食と手作り弁当の費用を比較しました。手作り弁当の全国平均は1食あたり222.3円で、学食と比べて月4560円ほどの節約につながることが分かりました。
栄養バランスの面では、学食は管理栄養士監修のメニューが提供される場合もあり、手作り弁当は食材や調味料を自分で調整できるという特徴があります。時間や予算、その日の予定に応じて柔軟に使い分けることで、ライフスタイルに合った昼食を選べるでしょう。
出典
株式会社ニチレイフーズ 全国お弁当事情に関する調査 2024(6ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー