「トイレットペーパー」の「シングルとダブル」に「コスパ」の違いはある? トイレットペーパーの特徴と価格について解説。

配信日: 2025.02.17
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「トイレットペーパー」の「シングルとダブル」に「コスパ」の違いはある? トイレットペーパーの特徴と価格について解説。
日常生活に必要不可欠な生活用品はいくつかあり、トイレットペーパーはそのうちの1つです。毎日使うものだからこそ、コスパが気になる方も多いはずです。
 
そこで本記事では、トイレットペーパーのシングルとダブルにおけるコスパの違いについて解説します。
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コスパは扱い方次第

基本的に、シングルのトイレットペーパーはダブルのものよりも1ロール当たりの長さが倍になっています。一方で、紙の厚みはダブルの方がシングルの倍程度あります。なお、価格は同じであることが一般的です。
 
シングルとダブルで同じ長さのトイレットペーパーを使う場合には、シングルの方がコスパはよいといえるでしょう。金額が同じであっても、1ロール当たりの長さが違うからです。同じ長さを消費すれば、シングルよりもダブルの方が消費するロール数は多くなり、それに伴い、余分にお金もかかると考えられます。
 
使用時の紙の厚みでシングルとダブルを比較するなら、コスパは変わらないといえるでしょう。仮に、シングルで4mのトイレットペーパーを使う場合、ダブルであれば2mで済むからです。この場合は消費する紙の長さが同等であり、消費するロール数は同じなため、コスパに違いはありません。
 
つまり、トイレットペーパーのシングルとダブルにおいて、コスパに違いが生まれるかどうかは使い方次第といえます。
 

トイレットペーパーの使用量

一般社団法人である「日本トイレ協会」が実施した調査によると、1回当たりのトイレ(大便)で使用するトイレットペーパーの長さの平均は男性が3.15m、女性が3.52mとされています。なお、調査に使用したトイレットペーパーはシングルです。
 
仮に1日1回大便をする場合、1ヶ月当たりの使用量は94.5m、女性は105.6mとなります。なお、1ヶ月を30日とした場合の計算です。1ロール当たりの長さは製品によって異なりますが、とある商品ではシングルが100m、ダブルが50mとされています。
 
この商品の場合、男性も女性もシングルであれば1ヶ月に約1ロール、ダブルであれば約2ロール使用することになります。ただし、ダブルにおいては厚みを考慮せず、調査結果と同じ長さを使用することが前提です。
 
前述した商品の公式サイトによると、シングルもダブルも1ロール当たりの価格は税込みで110円とされています。そのため、年間でかかる費用はシングルの場合で約1320円、ダブルの場合は約2640円です。同じ長さを使用して、倍のロール数を消費しているため、ダブルは支出額が倍になっています。
 

トイレットペーパーの特徴と価格

トイレットペーパーは製品によって価格が異なりますが、その理由となる特徴はさまざまです。
 
以下に、その特徴をまとめました。
 

・シングルとダブル
・巻きの長さ
・香りやプリント、カラーの有無
・紙の原料

 
同じブランドであれば、基本的にシングルとダブルで価格は同じことが多いと考えられます。しかし、1ロール当たりの長さが異なるため、1m当たりの価格はシングルの方が安くなるようです。
 
トイレットペーパーは多種多様な商品がありますが、中には香りがついているものやイラストがプリントされているもの、白以外のカラーのものなどがあります。これらの商品は白で無香料の一般的なトイレットペーパーと比べて、価格はやや高めになるとされています。
 
トイレットペーパーにおける紙の原料は、基本的にパルプか古紙です。古紙を原料とするトイレットペーパーの方が価格は安い傾向がありますが、パルプの方が柔らかく、吸水性が高いことが一般的とされているようです。
 

同じ長さを使うならシングルがお得

シングルとダブルで同じ長さの紙を使用するなら、シングルよりもダブルの方が消費するロール数が多くなる可能性があります。この状況では、コスパはシングルの方がよいといえます。
 
ただし、同じ紙の厚みで使用するなら、ダブルはシングルよりも短い長さの紙で足りるため、コスパに違いは生まれません。このことから、トイレットペーパーのシングルとダブルにおけるコスパの違いは使い方によって異なるといえるでしょう。
 

出典

一般社団法人 日本トイレ協会 トイレットペーパー、緊急時に備えて必要な分を必要な分だけ、計画的に備蓄しましょう
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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