毎日夫婦でサワーを作って晩酌しています。毎週「強炭酸水」をまとめ買いしているのですが、毎日使うなら「炭酸水メーカー」の方がコスパはよいですか?

配信日: 2025.02.28

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毎日夫婦でサワーを作って晩酌しています。毎週「強炭酸水」をまとめ買いしているのですが、毎日使うなら「炭酸水メーカー」の方がコスパはよいですか?
炭酸水は、サワーやジュースを作ったり、料理に一工夫したりするときなどに使われることもあります。頻繁に使う家庭では定期的にまとめ買いをしたり炭酸水メーカーの購入を検討したりするケースもあるでしょう。
 
もし炭酸水メーカーの購入で悩んでいるなら、おおよその費用とまとめ買いをしたときの差を比較するといいでしょう。今回は、炭酸水メーカーが強炭酸水をまとめ買いしたときより安くなる条件などについてご紹介します。
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炭酸水メーカーはいくらくらい?

A社の炭酸水メーカーは、本体とガスシリンダー1本、専用ボトルなどが付属して税込み1万6500円です。A社の場合は、ガスシリンダーが1本あると500ミリリットルのペットボトル120本分を賄えるとしています。炭酸水メーカーの費用を1本あたりの値段に換算すると、「1万6500円÷120本」で137.5円です。
 
また、交換用のガスシリンダーは1本で税込み2380円かかります。ガスシリンダー単体で考えた場合の、500ミリリットルペットボトル1本あたりの価格は「2380円÷120本」で約19.8円です。
 

強炭酸水をまとめて購入したときよりもお得になるのはいつ?

今回は、以下の条件で強炭酸水をまとめて購入したときと比較して炭酸水メーカーがお得になるタイミングを求めましょう。

●A社の炭酸水メーカーを使用
●ガスシリンダーは1本ずつ購入
●まとめ買いはB社の強炭酸水を購入
●比較するのはA社の炭酸水メーカーを初めて購入してからの費用と強炭酸水のまとめ買い費用
●毎晩夫婦で500ミリリットルの強炭酸水2本を使用

B社の強炭酸水は500ミリリットルペットボトル24本セットで税込み約1056円です。1本あたりが約44円になります。もしB社で5箱120本のペットボトルを購入すると5280円です。炭酸水メーカーの初期費用1万6500円があると、B社の強炭酸水は約15.6箱購入できます。
 
しかし、炭酸水メーカーは一度購入すると、ガスシリンダーを交換すれば本体費用はいりません。先に説明したように、ガスシリンダーの交換のみになると強炭酸水120本分の費用は2380円です。
 
ガスシリンダー1本分の費用だと、B社のペットボトルは約2.3箱分の金額になります。今までの金額を基にすると、B社の強炭酸水を合計428本、約18箱購入したときに、炭酸水メーカーを購入してからよりも多くの金額を支払っている計算です。
 
1日に2本ずつ飲むとすると、428本を消費するのは214日後になります。つまり、炭酸水メーカーを購入して214日後に、強炭酸水をまとめ買いするよりもお得になり、元が取れるでしょう。
 

炭酸水メーカーを利用するメリット

炭酸水メーカーは、すぐに強炭酸水を用意できる点がメリットです。メーカーによって差はありますが、ボトルをセットしてから数秒で強炭酸水ができあがるものもあります。作る量を調整できる商品もあるため、ペットボトルのように一度開けたせいで炭酸が抜けたという事態も防げるでしょう。
 
商品によっては、ジュースをそのまま炭酸水にできるものもあります。さまざまなジュースを炭酸にして楽しむのもいいでしょう。
 
また、炭酸水メーカーを利用すると、ゴミがほとんど出ません。ペットボトルをまとめ買いすると、飲むたびにゴミが発生するため、炭酸水メーカーの方がエコだといえるでしょう。
 

長期間使用していれば炭酸水メーカーの方がコストはおさえられる

炭酸水メーカーは、本体代やボトル代など初期費用は1万円を超える商品もあり、ペットボトルの強炭酸水をまとめ買いするよりも高くなります。しかし、一度購入すれば、あとはガスシリンダーの交換のみでいいので、長期的な目で見ると炭酸水メーカーの方が安くなるでしょう。
 
また、炭酸水メーカーはほしい量をすぐに用意できたり、ゴミを排出しにくかったりといったメリットもあります。もしコストパフォーマンスが気になったり、ゴミの量を減らしたりしたい場合には、炭酸水メーカーの利用を検討するといいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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