「洗車機」と「自宅洗車」の「費用差」はどれくらい? 洗車費用の節約方法についても解説。
また、できるだけ洗車で節約する方法や洗車する頻度の目安についてもご紹介します。家族の洗車代が気になる方や、洗車代を節約したい方は参考にしてください。
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洗車機と自宅洗車の費用を比較
毎週末洗車機を使用した場合と、自宅で洗車した場合の費用を比較しました。なお、自宅で洗車する際に必要な道具と一式買い揃える際に必要な費用は、表1の通りです。
表1
| 洗車に必要な道具 | 税込み価格 |
|---|---|
| ホース | 約4000円 |
| バケツ | 約2000円 |
| シャンプー | 約1000円 |
| 洗車用スポンジ | 約500円~3000円 |
| 拭き上げ用タオル | 約800円 |
| 合計 | 約8000円~1万円 |
※筆者作成
製品などによって異なる可能性はありますが、自宅で洗車するための道具を買い揃えると、1万円程度の費用がかかる可能性があることが分かります。
次に、初期費用を含めた1回当たりの洗車費用や「自宅で手洗い」する際の水道代を表2にまとめました。なお、1回の洗車には250リットルの水が必要とされており、水道代は東京都水道局のホームページを参考に、1リットル当たりの単価を0.24円として計算しています。
表2
| 1回当たりの費用 | 月間費用 | 年間費用 | |
|---|---|---|---|
| 自動洗車 | 700円 | 2800円 | 3万3600円 |
| 自宅で洗車 | 60円 | 240円 | 2880円 |
| 差額 | 640円 | 2560円 | 3万720円 |
※筆者作成
「自宅で手洗い」する際は初期費用に1万円程度かかるものの、毎週末「700円」の洗車機を利用するよりも1回あたりの費用が640円、月間2560円、年間では3万720円安くなっていることが分かります。
「自宅で手洗い」する際の初期費用は、月4回「700円」の洗車機を利用する場合のおよそ3~4ヶ月分です。道具を一式揃えるために初期費用がかかるとしても、長期的にみて「自宅で手洗い」する方がコストをおさえられる可能性があるでしょう。
できるだけ簡単に洗車で節約する方法
車を「自宅で手洗い」するには時間と場所が必要であり、労力も手間もかかるため、難しいと思う方もいることでしょう。できるだけ簡単に洗車で節約する方法についてご紹介します。
水のいらないカーシャンプーで洗車する
水のいらないカーシャンプーで洗車することで、水道代をかけずに車をキレイにできる可能性があります。また、水が不要なため、場所を選ばず洗車できるのもメリットだと考えられます。
洗車の頻度を月1回に減らす
洗車の頻度は、一般的に1〜2ヶ月に1度といわれています。頻繁に洗車をすると車のボディが傷付いてしまうこともあるため、毎週末洗車している場合は月1回に頻度を減らすとよいでしょう。洗車回数を減らすためには、コーティングを施すことで汚れにくくなるとされています。
ただし、泥道や海沿いを頻繁に走行する場合や、花粉や鳥のフンが付着した場合は、車の劣化を早めてしまう可能性があるため、こまめな洗車が必要です。
毎週末「700円」の洗車機を利用するよりも「自宅で手洗い」した方が1回当たり約600円の節約になる
毎週末「700円」の洗車機を利用するよりも「自宅で手洗い」する方が、1回あたり約600円、月間約2500円、年間約3万円安くなる可能性があることが分かりました。自宅で洗車するための道具一式を揃えると、約1万円の初期費用がかかりますが、長期的に見て「自宅で手洗い」する方が節約になると考えられます。
なお、洗車をしすぎてもボディに傷がつきやすくなってしまうため、洗車の頻度を見直しましょう。本記事でご紹介した洗車代の節約方法を参考に、手軽に行える洗車方法を試してみてください。
出典
東京都水道局 節水について
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
