コーヒー好きな夫は「ブルーマウンテン」を取り寄せて飲んでいます。「インスタントコーヒー」と比較すると、年間いくら多く出費している計算になりますか?
配信日: 2025.03.06

では「ブルーマウンテン」と「インスタントコーヒー」の違いは何でしょうか。また、それぞれの相場はいくらになるのでしょうか。当記事では、それぞれの相場やかかるコストの違いなどについて解説します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
「ブルーマウンテン」は高価なコーヒー
ブルーマウンテンは「コーヒーの王様」と呼ばれるほど、世界中にファンの多いコーヒー豆です。芳醇(ほうじゅん)な香りと柔らかな酸味、適度なコクが世界中で愛されています。
ブルーマウンテンはれっきとしたブランドであり、正式にブルーマウンテンを名乗るには厳しい審査を受ける必要があります。ランクによって値段が変動し、品質が良ければ良いほど高価になる傾向があるのも特徴といえるでしょう。
例えば、あるコーヒー店では「ブルーマウンテンNo.1」を100グラム「5400円(税込み)」で販売しているようです。
インスタントコーヒーの相場は100グラムあたり「430円~1300円程度」
インスタントコーヒーは、抽出済みのコーヒーを粉状や顆粒(かりゅう)状などに加工しているものです。お湯を注ぐだけで簡単に楽しめるため、時間のない時やキャンプなどの野外で、すぐコーヒーを楽しみたい時にも便利です。
インスタントコーヒーは、瓶に詰めて販売されている商品やスティック状の個包装がされている商品もあり、内容量も商品によって異なります。例えば、あるネットスーパーでは100グラムあたり「430円~1300円程度」で売られているようです。
1日1杯飲むと「ブルーマウンテン」は「インスタントコーヒー」よりいくらコストがかかる?
一般的なコーヒー豆は100グラムで約8~10杯飲めるといわれています。今回は9杯と仮定して1年間毎日1杯コーヒーを飲む場合、約4056グラムのブルーマウンテンが必要です。例えば、前述のブルーマウンテンを1日1杯飲むと、1年で「22万円程度」かかる計算になります。
一方、おいしいコーヒーを1杯淹れるのに必要なインスタントコーヒーは「2グラム程度」だそうです。このことから、インスタントコーヒーは100グラムで約50杯飲めるということになります。
そのため、1年間毎日1杯のコーヒーを飲む場合、730グラムのインスタントコーヒーが必要です。つまり、インスタントコーヒー100グラムの価格を865円と仮定した場合、1年で約6300円かかる計算になります。
従って、「ブルーマウンテン」は「インスタントコーヒー」より「年間21万円以上」のコストがかかる可能性があるようです。
インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーの違い
インスタントコーヒーは、抽出したコーヒーを加工して粉状や顆粒状にしたものです。お湯で溶かせばすぐコーヒーを楽しめるのがポイントで、この手軽さがインスタントコーヒー最大の魅力といえるでしょう。
一方、レギュラーコーヒーは豆や粉など形状はさまざまです。もちろん、一般的なブルーマウンテンもこちらに分類されます。
抽出してから楽しむため、煎りたてや挽きたて、淹れたての香りや抽出過程を楽しめるのが魅力となっています。抽出方法は形状によって異なりますが、蒸らす時間が必要な場合や、フィルターやミルなどの準備が必要な場合もあるのが特徴です。
まとめ
ブルーマウンテンとは世界中で愛されている「高級コーヒーの代表」で、厳しい審査基準をクリアした高品質なコーヒーだけが選ばれます。そのため、インスタントコーヒーと比較した場合は高価になる傾向がありますが、インスタントコーヒーでは楽しめない芳醇な香りや酸味、コクなどを楽しめます。
インスタントコーヒーと比較するとブルーマウンテンは高価ではありますが、特別な時の至高の1杯として味わってみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー