ランチは毎日「1本200円」の「プロテインバー」にしています。かなり「食費の節約」になっていますが、健康面はどうなのでしょうか…?

配信日: 2025.03.06
この記事は約 3 分で読めます。
ランチは毎日「1本200円」の「プロテインバー」にしています。かなり「食費の節約」になっていますが、健康面はどうなのでしょうか…?
以前は「プロテイン」と聞くと「トレーニングをしている人が飲む物」というイメージが強かったかもしれません。
 
しかし近年では「プロテイン市場」が拡大を続けていることから、その認知度がトレーニングをしていない人にまで広まってきています。中には、ダイエットの目的で食事の1食を「プロテイン」に置き換えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
そこで当記事では、ランチを1本200円の「プロテインバー」に置き換えた場合、1ヶ月あたりいくらくらい節約になるのかや、食事を「プロテイン」に置き換えるメリットを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

そもそも「プロテイン」とは?

「プロテイン」とは、日本語では「タンパク質」のことを指します。「タンパク質」は、食品では肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などに含まれていて、普段の食事からも摂取できる栄養素です。
 
「タンパク質」は筋肉だけではなく内臓や皮膚、髪の毛、爪に加えて、ホルモンやヘモグロビンなどさまざまな形で体内に存在しています。
 
日本では、「タンパク質」が主成分の栄養補助食品のことを、主に「プロテイン」と呼んでいます。現在は、粉状で水などの水分で割って飲むタイプやゼリー状のもの、バーになっているタイプなど、さまざまな形状で売られています。
 

ランチを「プロテインバー」に置き換えるといくらくらいの節約になる?

では、ランチを「プロテインバー」に置き換えるといくらくらいの節約になるのでしょうか。株式会社エデンレッドジャパンの「ビジネスパーソンのランチ実態調査2024」によると、2024年のランチ代の平均は1食あたり424円とされています。
 
プロテインバーが1本あたり183~270円(税込み)程度のため、ここでは200円として計算します。すると、1食あたり224円の節約になっています。これを1ヶ月30日として換算すると、224円×30日=6720円のため、1ヶ月あたりでは6720円もの節約につながっていることが分かりました。
 

食事を「プロテイン」に置き換えるメリット

1日に必要なタンパク質の量は、性別や年齢、運動量などによって異なりますが、厚生労働省が定めている「日本人の食事摂取基準(2025年版)」によると、18歳~64歳の男性に必要なタンパク質の推奨量は1日65グラム、18歳以上の女性は1日50グラムとなっています。
 
タンパク質60グラムは、皮つきの鶏モモ肉約350グラムの量とされていますが、激しい運動やトレーニングをしている方だと、さらに多く摂取する必要があります。これだけの量を食事からだけで補うのは難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 
食事だけでは補えないと思う方も、「プロテイン」を活用することで簡単にタンパク質を補うことができるのがメリットです。また、「プロテイン」には余分な脂質が含まれていないので、効率よくタンパク質を摂取することができる点もメリットでしょう。
 
ただし、タンパク質だけではなく、ほかの栄養素もバランスよく摂取することが大切です。ランチを「プロテインバー」に置き換えるのであれば、朝晩の食事ではほかの栄養素も意識して摂るようにしましょう。
 

まとめ

毎日のランチを1本200円の「プロテインバー」に置き換えた場合、1ヶ月あたり6000円以上も節約につながる可能性があるようです。
 
また、食事を「プロテイン」に置き換えることで、効率的にタンパク質を摂取できるということも分かりました。朝晩の食事でほかの栄養素も摂取しつつ、十分なタンパク質を摂りたいなら、「プロテイン」を普段の食生活に取り入れてみるのもよいかもしれません。
 

出典

株式会社エデンレッドジャパン 歴史的賃上げでも…8割以上が「お小遣いが増えていない」!「ビジネスパーソンのランチ実態調査2024」
厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 II 各論 1-2 たんぱく質 たんぱく質の食事摂取基準(103ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問