「固定費を節約」といいますが、固定費ってどんなものが当てはまるのですか? 具体的な減らし方も知りたいです。
配信日: 2025.03.11

そこで本記事では、家計における固定費の内容と具体的な節約方法について解説します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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固定費の内容と節約方法
固定費とは、毎月の支出のうち、定額またはほぼ定額でかかる費用のことです。家計における固定費の内容や実際にかかる費用は、それぞれの家族構成や生活スタイルなどによって異なります。
ここからは、家計における固定費の一例を解説します。
住宅費用
家賃や管理費、住宅ローンなどは住居費用に当てはまります。固定費のなかでも、住居費用は多くの割合を占めることが少なくありません。そのため、取り組み方次第で大きな節約効果を期待できるでしょう。
具体的な節約方法のひとつとして、賃貸物件であれば家賃が安い部屋に住むことです。立地や築年数、間取りなどの条件にこだわりすぎなければ、家賃を抑えることが可能です。住宅ローンを支払っている場合は、ローンを借り換えることで節約できるケースがあります。いくつかの住宅ローンを比較検討してみるとよいでしょう。
水道光熱費
水道光熱費は料金プランを見直すことで、節約につながります。電力とガスはセットで契約すると、割引やポイント還元を受けられることもあります。初期費用はかかりますが、省エネ家電の導入も電気代を抑えるうえで効果的です。
通信費
通信費は、携帯電話やインターネット回線の料金のことです。契約プランの見直しのほか、携帯電話を格安SIMに乗り換えることが有効的な節約方法といえます。
サブスクリプションサービスの料金
サブスクリプションサービスには、ゲームの課金のほか、動画配信サービスや書籍の読み放題サービスなどがあります。利用していないサービスを確認して解約すると、固定費の節約になるでしょう。
保険料
生命保険や火災保険などの保険の契約方法には、販売代理店を介して契約する代理店型と、代理店を介さずにネットで直接契約するダイレクト型があります。代理店を介さない分、ダイレクト型の方が保険料を抑えられることが多いです。
習い事などの月謝
習い事の月謝は定額で発生する支出のため、固定費のひとつになります。習い事の月謝に近いものでは、ジムなどの会員料金も固定費に当てはまります。必要でなければ、解約することで節約につながるでしょう。
固定費を節約するメリット
固定費を節約するメリットは、節約効果が毎月蓄積される点にあります。長期的に見ると、大きな金額を節約できていることもあるでしょう。
固定費によっては、契約プランの見直しが有効な節約方法になります。しかし、契約プランの見直しやプラン変更の手続きには手間がかかることも少なくありません。ある程度の時間を確保してから、実践するとよいでしょう。
固定費を支払うならクレジットカードがおすすめ
固定費の支払いは、口座引き落としや振り込みをはじめ、クレジットカードを利用できます。
固定費をクレジットカードで支払うメリットとして、支払金額に応じてポイント還元を受けられる点が挙げられます。直接的な節約方法ではありませんが、貯まったポイントは買い物などに使用できるため、結果としてお得になるでしょう。なお、ポイントの還元率は、カード会社やクレジットカードの種類などによって異なります。
固定費の支払いを振り込みで行っている場合は、口座引き落としを利用できるクレジットカードがおすすめです。支払い忘れを防げるだけでなく、振り込みを行う手間も省けます。
固定費とは毎月定額で発生する支払いのこと
毎月定額かほぼ定額でかかる支払いのことを、固定費といいます。固定費の内訳は家族構成などによって異なりますが、一例として、住居費や水道光熱費、通信費、サブスクリプションサービス、保険料、習い事の料金が挙げられます。
また、固定費の節約方法はそれぞれ異なりますが、契約プランを見直すことで節約につながるケースが多いです。契約プランの見直しは煩雑な場合もあるため、ある程度の時間を確保して臨みましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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