一人暮らしの食費が「6万円」なのですがあと「2万円」は減らしたいです。いい方法はありますか?

配信日: 2025.03.11

この記事は約 3 分で読めます。
一人暮らしの食費が「6万円」なのですがあと「2万円」は減らしたいです。いい方法はありますか?
物価の高騰が著しい昨今において、家計収支を安定させるために、何らかの節約を試みる方は多いでしょう。日々の支出のなかで、食費が多くの割合を占めている方は少なくないはずです。その場合、食費をうまく節約できれば、家計収支に余裕が生まれるかもしれません。
 
そこで本記事では、食費を節約するためにおすすめの方法を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

一人暮らしにおける食費の平均額

総務省が発表した「家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、一人暮らしの世帯における食費の月平均額は4万6391円とされています。
 
本記事のタイトルのように月に6万円かかっている場合は、平均額から考えると多いでしょう。ただし、食費は各々のライフスタイルなどによって異なるものです。状況次第では、食費が高めになってしまう人もいるでしょう。
 
同調査では、一人暮らし世帯における消費支出額の月平均額も明らかにされています。消費支出額には食費も含まれており、その金額は16万7620円です。つまり、消費支出額の約27%を食費が占めていることになります。
 
一般的に、食費は手取り額の10~15%に収めることが理想とされています。あくまで目安ですが、食費の使いすぎをチェックする一つの基準になるでしょう。
 

食費の節約方法

食費の節約方法はいくつかありますが、基本になるのは自炊だといえるでしょう。場合によるとはいえ、外食や中食に比べると、自炊をした方が食費を節約できるケースは多いはずです。
 
中食とは、総菜や弁当などを購入し、自宅で食べることをいいます。外食と自炊の中間のようなイメージです。中食は外食に比べると食費を抑えられるかもしれませんが、自炊よりは節約効果が薄くなると考えられます。
 
ここからは、自炊をする場合において食費を節約する方法を解説します。
 

価格が安い食材で献立を考える

言及するまでもありませんが、価格が安い食材で自炊すると食費の節約につながります。ただし、料理を作る際には、レシピから献立を決めると節約になりにくい場合があります。レシピの内容次第では、節約効果が高くない食材を使用している場合などがあるからです。そのため、食材から献立を考えつつ、安い食材を使うことを意識しましょう。
 

食材が安いタイミングでまとめ買いする

食材の価格は日々変動するため、安いタイミングでまとめ買いすることも節約のためには重要です。ただし、まとめ買いした食材はきちんと使い切るように注意しましょう。食材を使い切れずに処分することは、お金を捨ててしまうことと同義です。食材を使い切るためには作り置きをしたり、食材自体を冷凍保存したりすることをおすすめします。
 

買い物の頻度を減らす

買い物に行くと余計なものまで購入してしまい、無駄な出費をしてしまう方もいるでしょう。無駄使いを予防するためには、買い物に行く頻度を抑えることが有効です。買い物の頻度は食材を使い切れるタイミングなどによって異なりますが、少しずつ頻度を減らしてみましょう。
 

クレジットカードでの支払いがおすすめ

直接的に食費を節約する方法ではありませんが、買い物時の支払いをクレジットカードなど、ポイントが貯まる方法で行うこともおすすめです。ポイントの還元率や利用方法はカード会社などによって異なりますが、貯まったポイントで食材を購入することも可能です。
 
間接的ですが、結果的に食費を節約できる方法といえます。なお、ポイントが貯まるからと余計な品物を購入してしまうと、節約にならずに本末転倒になるため注意しましょう。
 

食費の節約は自炊が基本

一人暮らし世帯における、食費の月平均額は4万6391円です。あくまで目安ですが、食費は手取りの10~15%に収めることが理想的とされています。
 
食費の節約方法はいくつかありますが、基本になるのは自炊といえます。自炊をするなかで、価格が安い食材をまとめ買いしつつ、無駄のないように使い切ることなどが食費を節約するために有効な方法の一つです。
 

出典

総務省 家計調査報告〔家計収支編〕2023年(令和5年)平均結果の概要(15ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【PR】
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集