「グルテンフリー」の食材は「割高」? グルテンフリーの「メリット」なども詳しく解説。

配信日: 2025.03.12

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「グルテンフリー」の食材は「割高」? グルテンフリーの「メリット」なども詳しく解説。
みなさんの中には、グルテンフリーの食材がほかの食材と比べ何が違うのか、疑問に感じている方もいるかもしれません。
 
そこで今回は、グルテンフリーの基本的な知識や、一般的な食材との価格差、食生活との関連性について解説します。グルテンフリーな食生活を検討している方は、本記事の内容をぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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グルテンフリーとは

グルテンフリーとは、小麦や大麦に含まれるグルテンを摂取しない食生活のことを表すようです。グルテンは、小麦の種子に含まれる主要な栄養成分の1つとして知られています。アミノ酸からできたタンパク質であるグルテンは、私たちの身体をつくるための重要な栄養素で、パン類や麺、麩(ふ)など、さまざまな食材に含まれています。
 
このグルテンが原因で、お腹の調子が優れない、全身がだるいといった症状を感じる方がいるようです。これらの症状は、小麦粉製品を控えるグルテンフリーを行うことで、不調を軽減できる可能性があるとされています。
 

グルテンフリー食材は割高なのか

総務省統計局の小売物価統計調査によると、2025年1月時点の食パンの小売価格は1キログラムあたり529円、スパゲッティは1キログラムあたり685円です。
 
一方、グルテンフリー食パンは、商品によって価格が異なりますが、3斤(1086グラム)3500円ほどで販売しているものがあるようです。グルテンフリーのスパゲッティは、250グラム×4袋(1キログラム)で2321円の商品があります。
 
以上のことから、グルテンフリーの食材は、グルテンを含む食材に比べて割高になる可能性があると考えられます。
 

グルテンフリーのメリット

ここからは、グルテンフリーのメリットについて解説します。

・小麦アレルギーの発症をおさえられる可能性がある
 
・カロリーの摂りすぎをおさえられる可能性がある

上記の内容について、詳しく見ていきましょう。
 

小麦アレルギーの発症をおさえられる可能性がある

小麦アレルギーは、生まれつき発症する場合もあれば、成人してから発症することもあるようです。体調不良と小麦製品の摂取に関連性を感じる方の中には、軽度の小麦アレルギーの可能性も考えられるため、医療機関での検査を検討することが推奨されています。
 
このような小麦アレルギー対策として、グルテンフリーが注目されています。グルテンフリーの実践により、これらのアレルギー症状が緩和される場合があるようです。
 

カロリーの摂りすぎをおさえられる可能性がある

小麦を含む食品の中には、菓子パンやスイーツなど、油分や糖分が比較的多く含まれているものがあり、摂取量が増えると体重管理に影響を与える可能性があります。グルテンフリー食品を選択肢に加えることで、食事の多様性が広がり、結果として脂肪や糖分の摂取量を見直すきっかけとなるといわれています。
 
また、食後の血糖値の変動を緩やかにすることで、体重管理がしやすくなるという報告もあるようです。
 

グルテンフリーの食材はグルテンを含まない食材に比べ割高になる可能性がある

グルテンフリーとは、小麦などに含まれるタンパク質であるグルテンを含まない食事のことを表し、カロリー制限や体調管理の観点から注目を集めているようです。
 
一般的な食材と比べると、価格は割高な傾向がありますが、身体の不調を軽減する効果を得られる可能性もあるようです。そのため、健康志向の方であれば、例え割高でも身体によい食材としてグルテンフリーの食材を選ぶのもよいといえるでしょう。
 

出典

e-Stat 政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 / 小売物価統計調査(動向編)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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