4月1日から「新卒」で就職するのにまだアルバイトのシフトを入れている息子。入社ギリギリまでバイトをしても問題ないの?

配信日: 2025.03.17

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4月1日から「新卒」で就職するのにまだアルバイトのシフトを入れている息子。入社ギリギリまでバイトをしても問題ないの?
新卒で就職することが決まっている学生が、いつまでアルバイトをしていていいのか、悩むこともあるでしょう。
 
入社直前まで続けていても問題はないのか、理想としてはいつごろ辞めるべきなのかを事前に確認しておくと安心です。本記事では、上記の疑問を解決しつつ、内定先でアルバイトをするという方法についても詳しくご紹介します。
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新卒入社予定の学生はいつまでアルバイトできる?

結論からいうと、就職前の学生は入社する直前までアルバイトを続けられるようです。今回の事例では「4月1日から就職する」ということなので、3月末日までシフトを入れても問題ないということになるでしょう。
 
入社直前までアルバイトをすればその分お金を稼げるため、金銭的な余裕をもって就職先で働き始めることができます。また、直前まで働くことで時間を有効活用できるため、残された学生生活を有意義に過ごせる可能性もあります。
 
ただし、就職するにあたって気持ちを切り替えたり、必要なものをそろえたりするための時間が短くなるというデメリットはあるでしょう。そのため、アルバイトを辞める時期は慎重に見極めることが大切です。
 

就職前にアルバイトを辞める理想的な時期

就職が決まっている学生がアルバイトを辞めるのにおすすめしたい時期は、12月末です。これには、入社前の1~3月にアルバイトで収入を得た場合、確定申告や年末調整が必要になることが関係しています。
 
確定申告や年末調整は、その年の1~12月までの所得を計算します。4月に入社する場合、1~3月の分の源泉徴収を就職先の会社に提出したり、会社で年末調整がおこなわれない場合は自分で確定申告をしたりしなければなりません。
 
そのため、金銭的に余裕があるのであれば、12月末でアルバイトを辞めた方が楽という考え方もできるでしょう。
 
「それではお金を貯められない」「ほかにすることがないので困る」という場合は、2月末あたりをめどにアルバイトを辞めるのもいいかもしれません。
 
年末調整や確定申告の問題は残りますが、2月末なら入社まで1ヶ月ほどあるため、就職の準備をするのに十分な時間が確保できるでしょう。また、就職してしまうとなかなかまとまった休みがとれなくなる可能性もあるので、学生最後の思い出作りに旅行などを楽しむのもおすすめです。
 

入社直前まで働きたいなら内定先でアルバイトをする方法も

「できれば入社直前まで働きたい」という希望があるなら、内定先でアルバイトができないか確認してみましょう。企業によっては、入社後に即戦力として働けるよう、内定者に対してアルバイトを募集しているところもあるようです。
 
内定者にとっても入社前から仕事を覚えられるチャンスなので、メリットは大きいと考えられます。
 
また、職場の雰囲気を一足早く知れることや、先輩や同期と親しくなれる可能性があることもメリットでしょう。内定先の会社からアルバイトの打診があった際は、前向きに検討してみることをおすすめします。
 

入社直前までアルバイトをしても問題はないが、デメリットも確認しておいた方がいい

新卒で就職することが決まっている子どもが入社直前までアルバイトのシフトを入れていると、親として心配になることもあるでしょう。
 
入社直前までアルバイトを続けることに問題はないようですが、入社前の1~3月分のアルバイト代は確定申告や年末調整をする必要があります。面倒に感じる場合は、12月末でアルバイトを辞めることも検討した方がいいかもしれません。
 
また、入社直前まで働きたいのであれば、内定先でアルバイトをする方法もあるため、確認してみるのもおすすめです。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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