「ホットカーペット」をつけっぱなしで「10時間」の外出…! 「電気代」はいくらかかってる? “消し忘れ”を防ぐ方法はある?

配信日: 2025.03.20

この記事は約 3 分で読めます。
「ホットカーペット」をつけっぱなしで「10時間」の外出…! 「電気代」はいくらかかってる? “消し忘れ”を防ぐ方法はある?
ホットカーペットの電気代や節約方法について気になる方もいるでしょう。
 
ホットカーペットは、連続で使用することによって電気代がかさむことがあります。電気代を節約するためにも、使い方を工夫してみることが大切です。
 
そこで今回は、ホットカーペットの電気代や消し忘れ防止のための対策について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ホットカーペットを10時間つけたときの電気代

ホットカーペットの電気代は、サイズや温度設定により異なります。今回は、1時間当たりの消費電力を320ワットアワー、目安単価を公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している31円/キロワットアワーとします。
 
利用する計算式は「1時間当たりの消費電力(キロワット)×使用時間×料金単価(円/キロワットアワー)」です。まず、1時間当たりの電気代を計算していきましょう。0.32×31=9.92となり、3畳用の製品を1時間使用した場合の電気代は9.92円です。
 
これを10時間連続で使用した場合、0.32×31×10=99.2となり、10時間連続でホットカーペットを使用したときの電気代は約99円かかることになります。
 

ホットカーペットを消し忘れないためには

ホットカーペットには、切り忘れを防ぐためのオフタイマー機能が備わっている場合があります。オフタイマーを使用することで、切り忘れを防ぎやすくなり、消費電力をおさえられる可能性があります。
 
家電のスイッチを切り忘れることが多いと感じる方は、オフタイマーの利用を検討してみるとよいでしょう。
 

ホットカーペットの電気代を節約する方法

ここからは、ホットカーペットの電気代を節約する方法について解説します。
 

必要のない箇所を暖めない

商品によっては、暖房面積を選べるタイプのものがあります。そのようなタイプのものは、使っていない箇所の節電が可能です。
 
例えば、カーペットの1/3のみを暖めたとすると、全面使用したときに比べ電気代が約1/3となります。機種によって暖められるパターンは異なるため、生活スタイルに合わせて検討してもよいでしょう。
 

設定温度を下げる

電気カーペットの設定温度を下げるのも、電気代の節約つながる可能性があります。温度を下げることで、カーペットの消費電力量が減少するため、結果として電気代をおさえられることもあるでしょう。
 
また、室温や使用環境に合わせて温度を控えめに設定すれば、無駄なエネルギー消費を防ぎつつ快適さを保てる可能性があります。
 

断熱シートを活用

ホットカーペットを使用する際、断熱シートを敷くことで暖房効率がアップする可能性があります。床に直接ホットカーペットを敷くと、熱が床に逃げてしまう傾向があり、効率的な暖房が難しくなるようです。
 
特に、石やコンクリートなどの冷えやすい床材では、その影響が大きくなるとされています。
 
そのため断熱シートや毛布をカーペットの下に敷けば、熱が下に逃げにくくなる可能性があり、効率的な暖房効果を得られるかもしれません。また、メーカーによってはフローリング用の専用シートも販売されているため、こうしたアイテムを検討するのも1つの方法です。
 

ホットカーペットを10時間使用したときの電気代は約99.2円

今回は、ホットカーペットの電気代や節約方法について解説しました。ホットカーペットは使用時間や設定温度を工夫することで、電気代をおさえられる可能性があります。
 
効率的に暖房を活用するためにも、オフタイマーの利用や断熱シートの活用を検討しましょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【PR】
夫の家事への不安に関するアンケート FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集
FFジャックバナー_ヘッダー用 【PR】
FFジャックバナー_フッダー用 【PR】