「4K」から「2K」にテレビを買い替えたら「電気代」はどれくらい節約できる?

配信日: 2025.03.24

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「4K」から「2K」にテレビを買い替えたら「電気代」はどれくらい節約できる?
「テレビを4Kから2Kに買い替えると、電気代はどれくらい節約できるの?」と気になる方もいるかもしれません。テレビを毎日見る方は、消費電力の違いが毎月の電気代に大きく影響する可能性があります。
 
そこでこの記事では、4Kと2Kのテレビの電気代を比較し、どの程度の節約ができるのかを詳しく解説します。「少しでも電気代を減らしたい」「省エネ対策を考えている」という方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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4Kから2Kにテレビを買い替えた場合の電気代を比較

テレビを4Kから2Kに変えた場合、1時間当たりの電気代にどれくらいの差があるのか見ていきましょう。公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会によると、電気料金の目安単価は31円/キロワットアワーとなっています。
 
メーカーと画面サイズが同じ40インチのテレビを比較した場合の差は、表1の通りです。
 
表1

画質 消費電力 1時間当たりの電気代
2K 83ワット 約3円
4K 115ワット 約4円

※筆者作成
 
メーカーと画面サイズは同じですが、画質が変わるだけで1時間当たり約1円の差が出る可能性があることが分かりました。3時間テレビを見たと仮定すると、2Kで約9円、4Kで約12円となり、差は約3円です。これが1ヶ月になると、2Kで約270円、4Kで約360円となり約90円の差が発生する可能性があります。
 
ただし、これらは製品などによっても異なる可能性があるため、あくまで参考程度にしてください。
 

テレビの電気代を節約する方法

ここからは、テレビの電気代を節約する方法をご紹介します。
 

つけっ放しにしない

テレビをつけっ放しにしていると、無駄な電気代が発生します。例えば、消費電力115ワットの4Kテレビを1日1時間つけっ放しにすると、年間で約1460円の電気代がかかる計算です。テレビを見ていないときはこまめに電源を切るよう心がけるとよいでしょう。
 

画面の明るさ・音量を調整する

テレビの画面が明るいほど、電気代は高くなるとされています。明るい部屋でテレビを見る場合は、画面の明るさをおさえるとよいでしょう。
 
東大阪市の第3次地球温暖化対策実行計画によると、テレビの明るさを最大から中間にした場合、年間約840円を節約できる可能性があるようです。
 
また、テレビの音量も電気代に影響する可能性があるため、適度な調整が必要です。
 

画面を掃除する

テレビの画面にほこりがついていると、画面が暗く見えてしまう可能性があります。テレビ画面は静電気によるほこりがつきやすいとされているため、1週間に一度程度は乾いた布で掃除しましょう。
 
テレビを掃除する際は、念のためコンセントを抜いておくと安心です。
 

テレビの省エネ機能を使う

省エネ機能が備わっているテレビであれば、明るさセンサーや自動オフ機能を活用しましょう。明るさセンサーは、周囲の明るさにあわせてテレビの明るさを調整できる機能とされています。
 
さらに、一定時間信号がなかったり操作しなかったりすると、自動で電源がオフになる機能も便利です。これらの省エネ機能をうまく活用することで、節約効果を得られる可能性があります。自宅にあるテレビに機能が備わっているか、ぜひ確認してみてください。
 

省エネタイプのテレビに買い替える

最新の省エネタイプのテレビに買い替えると、電気代を節約できる可能性があるといわれています。買い替える際は、省エネ性能が示されている製品を選ぶとよいでしょう。
 
省エネ性能のラベルはすべての製品についているわけではないようですが、ついていると年間消費電力量や省エネ基準達成率が分かるため便利です。
 
基本的には、新しい製品の方が省エネ性能は高いといわれているため、古いテレビを使用していて節電を意識するなら買い替えるのもよいでしょう。
 

「4K」から「2K」に変えると1時間当たり約1円の電気代を節約できる

テレビを4Kから2Kに変えると、1時間当たり約1円節約できる可能性があります。毎日3時間テレビを見ている人が4Kから2Kに変えると、1ヶ月当たり約90円の節約につながることもあるでしょう。
 
テレビにかかる電気代を節約したい場合は、つけっ放しにしたり音量を大きくしすぎたりしないように気をつけましょう。年式が古いテレビの場合は、最新の省エネタイプの製品を選ぶと節約効果に期待できる可能性があります。
 
買い替える際は、省エネ性能ラベルを確認するのもよいでしょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
東大阪市 第3次地球温暖化対策実行計画(区域施策編)【改定版】
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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