ファミレスの「小盛り」メニューは損? 「ご飯の量」とレギュラーメニューとの「価格差」は?
配信日: 2025.03.24


執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ファミレスの「小盛り」メニューとレギュラーメニューを比較
ファミレスの「小盛り」メニューとレギュラーメニューとの価格差について比較しました。
表1
種類 | 価格(税込み) | 価格差 | ||
---|---|---|---|---|
小盛りメニュー | レギュラーメニュー | |||
ライス | 198円 | 242円 | 44円 | 約1.2倍 |
ポテトフライ | 290円~390円 | 400円~450円 | 60円~110円 | 約1.2倍~1.4倍 |
パスタ | 350円~490円 | 620円~940円 | 270円~450円 | 約1.7倍~1.9倍 |
ピザ | 340円~490円 | 580円~840円 | 240円~350円 | 約1.7倍 |
ミニ丼 | 450円 | 940円~990円 | 490円~540円 | 約2.1倍~2.2倍 |
※筆者作成
表1より、ファミレスの小盛りメニューは、レギュラーメニューに比べて多少割高になっているようです。例えばライスの場合、小サイズが100グラム198円で1グラム当たり1.98円に対し、中サイズは160グラム242円で1グラムあたり約1.5円となり、小盛りメニューの方が割高になる可能性があります。
ただし、ミニ丼のように小盛りメニューの価格がレギュラーメニュー940円の半額以下の450円になっている場合もあり、メニューによって価格差が異なります。そのため、一概に「小盛り」メニューが損とはいい切れないでしょう。
ファミレスの「小盛り」メニュー登場の背景と魅力
ファミレスの「小盛り」メニューが登場した背景には、食品ロス問題があるようです。また、「小盛り」メニューの魅力について解説します。
ファミレスの「小盛り」メニューが登場した背景
ファミレスの「小盛り」メニューが登場した背景には、外食産業で食品ロスの発生量が最も高い問題があるからだと考えられます。特に飲食店では、消費者の食べ残しによる廃棄が問題となっているようです。
このことから飲食店では、小盛りメニューの導入や消費者の食べ残し防止の呼びかけ、注文時にご飯や麺類の量を確認する声がけなどを行い、食品ロス削減へ取り組んでいるようです。
消費者の立場としては、小盛りメニューを活用しつつ、自分が食べられる量を注文し、提供された料理を食べ切ることが大切です。
ファミレスの「小盛り」メニューの魅力
ファミレスの「小盛り」メニューの魅力は「量が少なくほかの料理も食べられる」「ダイエット中でも料理の組み合わせによっては罪悪感なく食べられる」こととされています。そのため、20代の若い女性から60代以上のシニア層、小食の方などから人気を集めているようです。
ファミレスの「小盛り」メニューとレギュラーメニューとの価格差は約1.2~2.2倍
ファミレスの「小盛り」メニューとレギュラーメニューとの価格差は約1.2~2.2倍と「小盛り」メニューの方が多少割高となっている可能性があります。しかし、メニューによっては「小盛り」メニューの方が割安の場合もあり、一概に損するとはいい切れません。
飲食店に多い食べ残しによる食品ロスを防ぐためにも「小盛り」メニューを活用したり、さまざまな料理を少しずつ食べて楽しんだり、ダイエット中でも罪悪感なく食べられる「小盛り」メニューを活用するとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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