「3人家族」の「平均月収と食費」はどれくらい? 食費の「節約術」についても解説。
配信日: 2025.03.31 更新日: 2025.04.01

そこで今回は、「3人家族」「共働きで年収750万円」「食費が月10万円」と仮定し、全国平均と比べた場合使いすぎなのかどうかを考えていきます。また、食費が増加する理由や節約術もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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3人家族の平均月収と食費
総務省の2024年の「家計調査」によると、3人家族(勤労者世帯)の平均月収と平均食費は次の通りです。
●月収:63万97円
●食費:8万5616円
平均月収63万97円を年収に換算すると、756万1164円となります。
ここで、今回例に挙げる3人家族(年収750万円・食費10万円)と比較してみましょう。
年収は平均値とほぼ変わりませんが、食費に関しては平均より1万5000円ほど多く支出していることになります。そのため、今回紹介した2024年の調査結果と比較した場合、少々使いすぎの傾向があるでしょう。
ただし、上記の金額は全国・全世代の平均です。物価は地域によって変動するほか、子どもを抱える家庭に限った場合の平均とは異なると可能性もあります。
2024年の物価上昇により食費が増加している可能性がある
食費の負担が重くなる原因が、使いすぎだけとは限りません。2024年の物価高が背景にある可能性も考えられます。
総務省の「2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)12月分及び2024年(令和6年)平均」によると、2024年平均の費目別前年比率は表1の通りです。
表1
総合 | 2.7% | |
---|---|---|
食料品 | 4.3% | |
生鮮食品 | 7% | |
生鮮食品以外 | 3.8% |
※総務省「2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)12月及び2024年(令和6年)平均」を基に筆者作成
総合的な物価の上昇は前年比の2.7%増です。一方、食料品は4.3%増と上昇率が高く、なかでも生鮮食品は前年比7%増となっています。
食費を見直す際は、まず食費がかさんでいる原因を分析することが大切です。使いすぎが原因であれば買う量を減らせばよいですが、物価高が原因の場合、買う量を減らすことが健康面に影響を与える可能性もあります。
こういった場合は、購入量削減以外の節約方法がないかもあわせて検討する必要があるでしょう。
食費の節約術はある?
ここからは、食費を節約するための具体的な方法を解説します。
食費の節約につながる可能性がある方法は、以下の通りです。
●一人で買い物に行き、買いたいものだけを買う
●見切り品のある時間帯を狙う
●スーパーの特価日にまとめて買い物する
●ご飯を炊く回数を1日1回にする
●同じフライパンで2品作る
例えば子どもがいる家庭の場合、子どもと一緒に買い物に行くとお菓子やジュースなど、予定外の食料品を買いたいといわれる可能性があります。買い物に行く前に、必要な食料品を整理して予算に合わせて購入するとよいでしょう。
さらに、見切り品が販売される時間帯やスーパーの特価日を狙って買い物することで、普段購入する食料品を安く買える可能性があります。
また料理するときに、炊飯器を使う回数を1日1回にして電気代をおさえる方法や、同じフライパンで2品以上作ることで調理器具を洗う回数を減らし水道代をおさえる方法も考えられます。食費以外の出費をおさえることも節約術の1つとなる可能性があるでしょう。
まとめ
総務省のデータによると、3人家族の平均年収は756万1164円、ひと月あたりの食費は8万5616円となっており、今回例に挙げた「年収750万円で食費10万円」は平均値よりも高い傾向にあります。とはいえ、住んでいる地域や子どもを抱えている場合は子どもの年齢などによっても変動する可能性はあるため、一概にはいえません。
また、食料品価格自体が上昇傾向にあるため、食費の削減は簡単ではないと考えられます。総支出を減らしたい場合は、電気代や水道代などの削減もあわせて意識するとよいでしょう。
出典
e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 2024年
総務省 2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)12月及び2024年(令和6年)平均
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー