一人暮らしなので、お米を購入する際は「2キロ」を選んでいます。もしかして「5キロ」の方がコスパはよいですか?

配信日: 2025.04.23
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一人暮らしなので、お米を購入する際は「2キロ」を選んでいます。もしかして「5キロ」の方がコスパはよいですか?
一人暮らしをしていると、できるだけ食材が余らないよう気をつけて買い物をするという人も多いでしょう。
 
お米についても「5キロだとなかなか減らないので2キロのものを買っている」という人もいますが、コスパのよさで考えると5キロの方がよいのか、悩むこともあるかもしれません。
 
本記事では、2キロのお米と5キロのお米の費用を比較するとともに、一人暮らしにおけるお米の消費量や、保存できる期間などについてもご紹介します。
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お米「2キロ」と「5キロ」の費用を比較

まずは、2キロのお米と5キロのお米の費用を比較してみます。西友ネットスーパーでは、2025年4月21日現在、同じ銘柄のお米が以下のような値段で販売されていました。


・2キロ:2414円(税込み)
・5キロ:5188円(税込み)

1キロあたりの値段に換算すると、2キロの方は1207円、5キロの方は約1038円となるため、5キロのお米の方が170円近く安いということになります。また、別の銘柄のお米の費用も確認してみましょう。


・2キロ:2414円(税込み)
・5キロ:5303円(税込み)

こちらも1キロあたりの値段に換算すると、2キロの方が1207円、5キロの方が約1061円なので、5キロの方が146円ほど安い計算です。2キロと5キロを比較すると、5キロのお米の方がコスパがよいと考えられます。
 

一人暮らしにおけるお米の消費量

コスパのよさで5キロのお米を選んで購入したとしても、食べきれず処分するようなことになってしまっては意味がないでしょう。特に、一人暮らしだとお米の消費量が少なくなる可能性があるため、5キロのものを購入したとして何日くらいで1袋すべて消費できるのか計算してみます。
 
まず、炊く前のお米は1合あたり約150グラムの重さがあり、これを炊飯すると約350グラムのご飯になります。お茶わんに中盛程度で約150~180グラムになるため、350グラムだとお茶わん2杯分くらいになるでしょう。
 
例えば、朝にご飯を炊いて朝食と夕食に1杯ずつ食べるとすると、1日あたり1合分(約150グラム)のお米を消費することになります。
 
これを毎日続けた場合、5キロのお米がすべてなくなるまで約33日間かかる計算です。1日1食だけ自炊する場合は、その倍の日数がかかるため、お米がどのくらい持つのか確認しておいた方がよいでしょう。
 

お米はどのくらい持つ?古くなるとどうなるのか?

農林水産省によると、白米をおいしく食べるための保存期間は「1ヶ月程度」が目安ということです。
 
精米してから時間がたつとお米の酸化が進んで古米臭が強くなってしまったり、水分が抜けてしまったりするので味が落ちる可能性があります。
 
1日1食しか自炊しない場合は、5キロのお米を買ってしまうと1ヶ月程度では消費しきれず、劣化させてしまうことになるでしょう。その場合は、2キロのお米を購入するようにした方がよいかもしれません。
 
購入したお米は、直射日光の当たらない涼しい場所で保存しましょう。冷蔵庫で保存する場合は、乾燥を防ぐために密閉できる容器やペットボトルなどに入れることをおすすめします。
 

5キロの方がコスパはよい可能性があるが、1ヶ月程度で消費しないと劣化してしまうので注意

一人暮らしをしていると、2キロのお米を買うか5キロのお米を買うかで迷われることもあるかもしれません。1キロあたりの値段で比較すると、5キロの方が安い場合が多いようですが、一人暮らしだと1袋を消費するのに時間がかかり、お米が劣化してしまう可能性があります。
 
お米をおいしく食べるための保存期間は「1ヶ月程度」が目安とされているため、食べきるのに1ヶ月以上かかる可能性があるときは、2キロのお米を選んだ方がよいかもしれません。
 
正しい保管方法を確認し、できるだけ長くおいしさを保てるようにしましょう。
 

出典

農林水産省 お米作り方 お米はどのくらい保存できるのか教えてください。
株式会社西友 SEIYUネットスーパー
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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