ママ友は「スーパー」へ行くとどうしても「5000円」を超える買い物をしてしまうそうです。私もやってしまうのですが「買い過ぎ」の予防策はあるのでしょうか?
しかし、スーパーでの買い過ぎは、工夫すれば予防できる可能性もあります。
そこで本記事では、スーパーで買い過ぎる原因と対策についてご紹介します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
スーパーでよくある買い物の困りごと
一般財団法人サニクリーンアカデミーが2020年に行った調査によると、買い物をするときの困りごとランキング表1の通りです。
表1
| 順位 | 買い物をするときの困りごと | 回答率(複数回答) |
|---|---|---|
| 1位 | 安売りのときに買いすぎてしまう | 29.3% |
| 2位 | 包装が多くてゴミが増える | 23.7% |
| 3位 | プラごみを削減したくても自分の意志では減らせない | 13.2% |
| 4位 | 買い物に行く時間がないことがある | 11.7% |
| 5位 | 消費期限内に使い切れず、廃棄することがある | 9.7% |
※一般財団法人サニクリーンアカデミー「スーパーマーケット利用者調査」を基に筆者作成
表1より、スーパーでの買い物で最も多い悩みは、買い過ぎであることが分かります。特に、安売りが開催されている際に買い過ぎてしまう傾向があり、気付いたら必要以上に購入していた、というケースも考えられるでしょう。
また、同調査によると、6割以上の方が買い過ぎやゴミの多さに問題を感じているようです。買い過ぎると、食べきれなかったり、賞味期限・消費期限が過ぎてしまったり、食品を傷ませてしまったりするため、食品廃棄につながりかねません。
昨今、食品ロスは社会問題としても考えられており、国としても対策を呼びかけています。そのため、安売りのときも含め、スーパーでの買い過ぎ予防は大切だといえるでしょう。
スーパーで買い過ぎる理由
スーパーで買い過ぎてしまう原因として、以下のようなことが考えられます。
・安売りをしている
・買い物の頻度を減らすためにまとめ買いする
・おいしそうで気になった
・買うものを決めずに行ってしまった
・空腹状態で行った
・冷蔵庫やストックにある食材を把握していなかった
例えば、新作や期間限定のお菓子が販売されていて、おいしそうでつい買ってしまったという経験がある方もいるでしょう。ほかにも、生鮮食品が「お買い得」となっており、今買っておいた方が節約になる、と考えて購入するケースも考えられます。
スーパーでの買い過ぎを予防する方法
スーパーで買い過ぎを防ぐには複数の方法があります。
・食費の予算を決める
・買い物リストを作ってから行く
・冷蔵庫やストックしている食材を確認する
・空腹時には行かない
・現金払いにし、必要以上にお金を持っていかない
・買い物の頻度を考え直す
例えば、食費の予算を決め、1日当たり何円程度になるか計算しておくと、買い過ぎの予防につながる可能性があります。総務省統計局の調査によると、2024年の二人以上世帯における1ヶ月の「食料」にかかる費用は8万5040円です。外食などの費用も含まれていますが、1ヶ月の食費予算を決める際は目安にするとよいでしょう。
また、買い物リストを作ってスーパーに行けば、必要以上に見回ってお菓子などを買い過ぎる心配を防げるかもしれません。
さらに、まとめ買いで買い過ぎている方は買い物の頻度を増やしたり、逆に頻繁にスーパーに行って買い過ぎている方は、買い物の回数を減らしたりすることで、買い過ぎを防げる可能性があります。自分に向いている買い物の方法を考えて、スーパーでの買い過ぎを予防しましょう。
買い過ぎの原因を考え、自分にあう方法で対策しよう
スーパーの買い過ぎは多くの人の悩みであり、特に、安売りされていると買ってしまう傾向があります。また、冷蔵庫の確認をし忘れた結果、つい買い過ぎてしまったということもあるかもしれません。
そのため、買い過ぎの原因にあわせた予防をすることが大切です。買い物リストを作ったり、買い物に行く回数やタイミングを考えたりしながら、食品を無駄にしないように工夫しましょう。
出典
一般財団法人サニクリーンアカデミー スーパーマーケット利用者調査
e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2024年
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
