同僚は「袋入りの千切りキャベツ」で毎日の食物繊維をとっているそうです。月3000円はかかると思うのですが「キャベツ1玉」の方がお得ですよね?

配信日: 2025.04.26
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同僚は「袋入りの千切りキャベツ」で毎日の食物繊維をとっているそうです。月3000円はかかると思うのですが「キャベツ1玉」の方がお得ですよね?
キャベツは、日本の食卓に欠かせない野菜の1つであり、さまざまな料理に使える万能野菜として知られています。野菜をとるために、千切りされたものを購入する人もいるでしょう。
 
しかし、最近は価格が高騰しており、購入する際「袋入りの千切りキャベツ」と「キャベツ1玉」のどちらを選ぶべきか迷う人もいるかもしれません。
 
この記事では、どちらがよりコストパフォーマンス(コスパ)に優れているのか、それぞれのメリットやデメリットについてまとめました。
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袋入りの千切りキャベツとキャベツ1玉のコスパ比較

一般的に、袋入りの千切りキャベツは100グラム〜150グラム程度の小分けパックで販売されています。価格は地域や店舗によって異なる可能性がありますが、平均して100gあたり100円〜150円程度で販売されていることが多いでしょう。
 
なお、袋入りの千切りキャベツの価格は比較的安定している傾向がありましたが、最近ではキャベツの価格が高騰したことで、価格改定が行われるケースもみられます。
 
一方、キャベツ1玉の重さや価格は、季節や産地によって大きく変動するといえますが、通常1玉の重さは1キログラム~1.5キログラム程度とされているようです。農林水産省の「食品価格動向調査」(令和7年4月1日の週)によると、キャベツの価格は1キログラムあたり311円で、100グラムあたり31円程度となります。
 
このため、単純に価格と量だけを比較すると1玉を購入する方がコスパがよい可能性があるといえるでしょう。
 

袋入り千切りキャベツを購入するメリット・デメリット

袋入りの千切りキャベツは、購入した時点ですでに千切りされているためゴミが少なく済み、調理時間を短縮できる可能性があります。また、コンパクトに袋詰めされているため、冷蔵庫内のスペースを取らず、整理しやすい点もメリットとなる場合があるでしょう。
 
また、袋入り千切りキャベツは必要な分だけ使えるため、少量の使用に適しており、一人暮らしの人などには適している可能性があります。
 
デメリットは、カットや洗浄などの加工や包装の手間がかかっている分、キャベツを1玉購入するのに比べて割高な傾向があることだと考えられます。
 

キャベツ1玉を購入するメリット・デメリット

キャベツ1玉を購入するメリットは、コストをおさえられる点にだと考えられます。
 
また、あらかじめカットされていないため、芯を使ったり、丸ごと調理したりと用途が広がることもあるでしょう。さらに、千切りキャベツに比べると日持ちしやすい傾向があり、保存状態に注意すれば2~3週間程度保存できる場合もあります。
 
一方、キャベツは丸ごと購入すると、人数やキャベツを使う頻度によっては使い切るまでに時間がかかる可能性があり、食品ロスが発生するかもしれません。
 
また、キャベツ1玉はサイズが大きい傾向があるため、冷蔵庫内の保存スペースを占有する場合もあります。そのため、冷蔵庫が小さく場所が限られている場合は、保存が難しいと感じることもあるでしょう。
 

キャベツ1玉の方がコスパ面では優れているといえるが、人数や用途など状況によって、袋入り千切りキャベツを選ぶ方が得なケースもある

袋入りの千切りキャベツとキャベツ1玉を比較すると、1玉の方がコスパの面では優れていると考えられます。ただし、1玉購入すると、洗ったり切ったりといった手間がかかるのに加えて、使い切れないケースも考えられるため、人数や用途など状況によって選ぶことが大切です。
 
袋入りの千切りキャベツは、忙しい社会人など時間や手間を節約したい人や、使う量が少ない人、野菜を手軽に摂りたい人に適している可能性があります。食べる人数が多い、鮮度を重視したい、頻繁にキャベツを料理に使うといった場合には、1玉購入する方がよいでしょう。
 
季節や価格の変動なども考慮し、その時々の状況に応じて選択することで、キャベツだけではなく食費全体や食材の無駄を減らせる可能性があります。
 

出典

農林水産省 食品価格動向調査(野菜)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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