野菜は必ず「八百屋」で購入する母。「たくさん買っても1000円いかないのよ」と豪語していますが「スーパー」との違いがわかりません。八百屋で野菜を購入する「メリット」はあるのでしょうか……?
そこで本記事では、スーパーと八百屋の違いや、価格以外の観点から見た八百屋のメリットを紹介し、買い物に対する価値観について考えていきます。
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スーパーと八百屋それぞれの特徴
スーパーと八百屋は、どちらも日常的に利用する可能性のある買い物先だと考えられます。どちらも野菜を取り扱っているものの、それぞれの特徴は異なるようです。
スーパーは、地元企業が運営していたり、大手企業が全国展開していたりすることが一般的です。商品の価格は、八百屋と比べて安く安定している傾向にあります。まとめ買いや時間帯による特売などを活用すれば、家計への負担がおさえられる可能性があるでしょう。
一方八百屋は、地域に密着して野菜や果物を販売する小売店を指すようです。店主が自ら市場に足を運んで仕入れたり、地域の農家から直接仕入れたりしたよりすぐりの野菜が並ぶといわれています。
価格はスーパーと比べて若干高く感じられることもありますが、野菜の鮮度や旬の野菜にこだわっている店舗も珍しくありません。例えば、北海道産たまねぎの場合、スーパーだとばら売りで1個69円に対し、八百屋だと1個88円で販売されていることもあるようです。
価格だけを見るとスーパーの方がお得に感じるかもしれませんが、ほかの要素にも目を向けてみると、それぞれのよさが分かるかもしれません。
八百屋を利用することで得られるメリット
八百屋で野菜を購入する最大のメリットは鮮度や品質、人とのつながりにあるとされているようです。
鮮度や品質
八百屋では、地域の市場で仕入れた旬の野菜を新鮮なまま店頭に並べることが可能とされているようです。農家から直接仕入れたり、輸送や保管の時間を短くしたりすることで、新鮮な野菜を提供することにつながっていると考えられています。そのため、スーパーよりも鮮度のよいものが店頭に並ぶ可能性があります。
人とのつながり
八百屋では、店主との距離が近いメリットもあるようです。「今日はこれがおいしい」「この葉物はもう少ししたら値が下がる」など、店主との何気ない会話からコミュニケーションが生まれ、野菜選びの目も養われていく可能性があるでしょう。
また、八百屋は地域社会と密接にかかわりながら営業している点が大きな特徴だと考えられます。顔なじみとのやり取りが、地域に暮らす人々に安心感やつながりをもたらすこともあるでしょう。
こうした日常的な交流は、生活するうえでのささやかな支えとなることもあるかもしれません。地元のイベントや季節行事に積極的に参加する八百屋も多く、そうしたかかわりを通じて地域の活性化や文化の継承に貢献していると考えられます。
八百屋で買い物をするメリットは、スーパーにはない「価値」があること
野菜をあえて八百屋で買うことは、価格面だけを見るとスーパーで買うよりも損をしている気持ちになるかもしれません。しかし八百屋には、野菜の鮮度や安心感、人とのコミュニケーションといった、価格とは異なる価値があると考えられます。
それぞれの特性を理解し、自分のライフスタイルや重視したいポイントに応じて選ぶことが、納得のいく買い物につながる可能性があるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
