【実録】引っ越しついでに、新しい家具が欲しい→「組み立て家具+100均」の併用で“1万円ちょっと”にできます! 大幅に節約できた理由を紹介
本記事では、組み立て式の家具を用いて棚の購入費用を大幅に節約した体験談をお伝えします。
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大きくて安い棚
筆者が使っていた食器棚は、独立する際に実家から譲り受けたものです。通年で30年ほど使って傷だらけになったので、今回の引っ越しで手放すことを決意しました。
新しく買ったのは、天井と床に突っ張り棒を縦に2本渡し、棚板を設置する種類の組み立て式家具です。棚板の位置を自由に決められます。
写真1
リビングの壁に天井突っ張りの組み立て式棚を設置(写真中央)。筆者撮影2025年3月18日
9990円
・幅80×奥行32.5×高さ165センチメートル(床から一番上の棚板まで)
・棚板5枚(高さ自由)
・かご、引き出しは別売
上から
1段目:フードパック、薬など
2段目:飲み物、嗜好(しこう)品
3段目:食器(大人用)
4段目:食器(子ども用)
5段目:文具
6段目:日用品
別売りの引き出しは1000円前後ですが買わず、100円ショップやホームセンターで好みのものを探しました。引き出し・書類BOXなど追加でかかった費用は5000円程度です。
写真2
組み立て式の棚に子ども用品を収納。筆者親族より提供。
同様の棚を、親族の家でも使っています。こちらは食器棚ではなく子ども用の棚です。一人ひとりに棚を与え、自分で整理整頓する練習をしているそうです。見せたいものを飾る、大切なものには箱に鍵をかける、大きなものは横につり下げる、などの工夫がされています。
ほかにもある安価な組み立て式の棚
筆者が使っているもの以外にも、さまざまな組み立て式の棚が市販されています。幅や高さが自在に作れるものとして代表的なのはスチールラック(メタルシェルフ)で、角用ポール4本・棚5段・幅91センチメートルなら8000円程度で作製できます。
安価な棚として多く利用されているカラーボックスには、縦にも横にも連結できるものがあります。幅広のカラーボックスを高さ6段にしても価格は6000円程度です。
造りのよい食器棚(ダイニングボード)は10万円以上
棚とは、大きさや仕様、材質などで価格が変わるものです。組み立て式と違い、職人が作ったものを1万円で買えることなどないでしょう。では、前項と同程度の大きさの棚はいくらになるのでしょうか?
<例>
食器棚(ダイニングボード)
仕様:引き出し・扉つき
材質:プリント紙化粧繊維板
寸法:幅89×奥行42×高さ181センチメートル
価格:4万9990円(税込)
仕様:引き出し・ガラス引戸つき
材質:天然木(アッシュ材)
寸法:幅90×奥行45×高さ178センチメートル
価格:10万9780円(税込)
造りがよく、天然木の食器棚では10万円以上することが分かります。見た目や耐久性を重視し、ほこりを気にする人は10万円の出費でもよいと考えるかもしれません。
まとめ
新しい家具を安くそろえたいと考えるなら、職人の品よりも自分で作る組み立て式家具がよいでしょう。例えば、1万円程度の組み立て式家具を10年ごとに買い替えても30年で3万円です。
引っ越しが多い、子どもの成長に合わせて棚の大きさを変えたいという場合にも組み立て式家具は便利です。
新しい生活に合った家具を、見つけられるとよいですね。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


