「プライベートブランド」の「食品・飲料」は物価高のなかでも「なぜ安い」? 毎日のビールをプライベートブランドに変えたら、1年で約1万2000円の節約に?!

配信日: 2025.05.13
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「プライベートブランド」の「食品・飲料」は物価高のなかでも「なぜ安い」? 毎日のビールをプライベートブランドに変えたら、1年で約1万2000円の節約に?!
少しでも安く商品を購入したいとき、プライベートブランドのものをチェックする人もいるでしょう。
 
プライベートブランドの食品や飲料は、物価高のなかでも安さを維持しているものがあり、スーパーやコンビニなどで見かけるとつい手にしてしまうことも多いかもしれません。
 
そこで本記事では、プライベートブランドの商品が安い理由や安全性についてご紹介するとともに、毎日のビールをプライベートブランドに変えた場合の節約効果もまとめています。
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プライベートブランドはなぜ安いのか?

プライベートブランドとは、小売店が独自に企画・開発したブランドのことを指します。通常の商品はメーカーが製造し、卸業者や物流業者などを介して店頭に並びますが、プライベートブランドの商品はそういった業者に支払うコストをカットできるため、販売価格をおさえられます。
 
また、小売店の判断でパッケージのデザインをシンプルにするなど、コストをおさえるための工夫ができることも、安さの理由でしょう。
 
小売店によっては製造委託先に直接商品を引き取りに行くことで、中間コストを最小限におさえているところもあるようです。
 
プライベートブランドの商品は食品や飲料だけでなく、トイレットペーパーや洗剤・化粧品など生活に必要な商品が幅広くそろっている場合もあります。上手に活用することで、生活費の節約につなげられるかもしれません。
 

プライベートブランドの安全性は確保できている?

安い商品を購入するとき、安全性が確保できているのか心配になる人もいるでしょう。
 
ある小売店のプライベートブランドでは、原材料の安全性を担保するために、厳しい自主検査基準を設けています。
 
例えば、お米は一般的な農産物検査にくわえて、品種DNA検査や残留農薬検査・放射性物質検査などをおこなったうえで精米工場に運ばれているようです。水産物についても、養殖環境や魚病管理・衛生管理やサンプリングテストを実施するなど、安全・安心にこだわった商品の販売を心がけています。
 
海外から調達した原材料も日本の厳しい品質基準にあわせて管理しているため、高い品質の商品を購入できるでしょう。
 

毎日のビールをプライベートブランドに変えた場合の節約効果

プライベートブランドの商品がどのくらい安いのかを確認するために、毎日のビールをプライベートブランドに変えた場合の節約効果をみてみましょう。
 
あるネットスーパーでは、一般的なビールとプライベートブランドのビールが以下の値段で販売されています。

【一般的なビール】

●350ミリリットル×6缶入り:約1200円(税込み)

 

【プライベートブランドのビール】

●350ミリリットル×6缶入り:約1000円(税込み)

1本あたりの価格は一般的なビールが約200円、プライベートブランドのビールが約167円なので、プライベートブランドのビールの方が約33円安くなっています。
 
毎日1本ずつ飲むと仮定すると、プライベートブランドのビールに変えることで1ヶ月(30日)で約990円、1年だと約1万2000円の節約になる計算です。
 

プライベートブランドは中間コストをカットできるなどの理由で安く販売されている|毎日のビールを変えると1年で1万2000円近く節約できる場合もある

プライベートブランドは、小売店が独自に企画・開発したブランドの商品なので、卸業者や物流業者などに支払うコストが発生しない分、価格設定を安くすることができるようです。
 
小売店によっては厳しい自主検査基準を設けているところもあるため、購入する際には、品質管理への取り組みがどのようにおこなわれているか確認するとより安心できる可能性があります。
 
節約効果については、毎日のビールをプライベートブランドのものに変えることで年間1万2000円ほど安くなる場合もあるようなので、試してみるのもよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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