20代のアラサーOLです。「化粧品」に月5000円ほどお金をかけているのですが、使いすぎでしょうか? 使う頻度を減らさずに「節約」する方法はありますか?
今回は、化粧品の1ヶ月の平均購入金額と、化粧品の使用頻度を減らさずに費用を節約する3つの方法について解説します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
化粧品の1ヶ月の平均購入金額
株式会社UOCCの調査によれば、女性全体における1ヶ月あたりの平均購入金額は4576円です。
したがって、表題の月5000円は、平均よりも424円多いことになります。
ただし、化粧品の平均購入金額は独身者と既婚者とで表1のように異なります。
表1
| 独身女性の平均購入金額 | 4935円 |
| 既婚女性の平均購入金額 | 4401円 |
※株式会社UOCC「化粧品の平均購入金額と購入場所をアンケート調査」を基に筆者作成
独身女性の場合、平均で月5000円近くを消費していると分かるでしょう。
化粧品代を節約する3つの方法
お化粧に手を抜きたくない方のために、使用頻度を減らさずに化粧品代を節約する方法をまとめました。
1・セールやクーポンを活用する
化粧品代を節約する際、セールやクーポンを活用する方法が考えられます。
オンライン購入であれば、Amazonや楽天市場といった大手ネットショップなどで定期的にセールを実施しているようです。日頃利用している化粧品を安く購入できるチャンスなので、まとめ買いをすれば節約できます。
また、割引が適用されるクーポンを専用アプリなどで配布しているドラッグストアなどもあるようです。
2・ポイントサイトを経由する
化粧品をオンラインで購入する際にポイントサイトを経由すると、購入金額と各メーカーの還元率に応じたポイントが付与される場合があります。ポイントはキャッシュバックや電子マネーに交換できるケースもあるため、毎月の化粧品代を節約できます。
表2では1ヶ月の平均購入金額(4576円)を基に、1%・5%・10%の場合のキャッシュバックの金額をまとめました。
表2
| ポイントの還元率 | 1% | 5% | 10% |
|---|---|---|---|
| 1ヶ月のキャッシュバック | 約45円 | 約228円 | 約457円 |
| 1年間のキャッシュバック | 約540円 | 約2736円 | 約5484円 |
※筆者作成
年間で最大5500円ほど節約できる可能性があるという結果になりました。また、メーカーから還元されるポイントと併せれば、より効率的に節約できます。
なお、同一メーカーであっても、還元率はポイントサイトによって異なる可能性があります。購入できる化粧品もポイントサイトによって異なる場合があるため、自分が使っている化粧品メーカーの還元率が高いところを探してみましょう。
3. モニター登録やサンプルを活用する
テクスチャが気に入らない・肌に合わない・思っていた色味と違うなどの理由で、購入した化粧品を使わなくなることもあるでしょう。こうした事態を避けるためには、購入前に製品を試すことが有効です。
具体的には、化粧品メーカーが募集するモニターへの登録や、店頭で提供されるサンプルを活用する方法があります。
このように、モニターやサンプルを通じて商品を試すことで、不要な化粧品の購入を減らすことができれば、費用の節約につながります。
化粧品代は5000円だと平均よりもわずかに多い|セールやポイントサイト、サンプルを活用して節約しよう
化粧品の平均購入月額は4576円です。したがって、表題の5000円は平均を424円上回っていることになります。化粧品の費用をおさえる方法としては、セールやポイントサイト、モニター登録、サンプルの活用などがあります。
例えば、モニター登録やサンプルを利用すれば、無料で化粧品を使えるうえ、購入後に後悔することも少なくなるでしょう。化粧品の費用を節約したい方は今回紹介した方法をぜひ参考にしてください。
出典
株式会社UOCC 薬事法マーケティングの教科書 化粧品の平均購入金額と購入場所をアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
