「トイレットペーパー」を節約しながら使う方法はある? 1年間の一般的な使用料はどのくらいなのでしょうか?
日常生活で欠かせない「トイレットペーパー」の価格も少しずつ上昇している今、少しでも節約したいと考えている方も多いはずです。
本記事では、トイレットペーパーを無理なく節約するための工夫や、一般家庭での年間使用量の目安を紹介します。
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トイレットペーパーの年間の平均使用量は?
私たちの生活に欠かせない消耗品であるトイレットペーパーですが、実際にどの程度の量を使用しているのでしょうか。
一般社団法人日本トイレ協会によると、1ヶ月のトイレットペーパー平均使用量は、4人家族で約16ロールとされています。年間ではおよそ192ロール、つまり一人当たり約48ロールを使用する計算です。
一般的な価格である12ロール400~800円前後であることを考慮すると、年間で一人当たり 1600円~3200円程度かかると覚えておくとよいでしょう。ただし、家族構成や家族の性別によっても使用量は大きく異なるため、あくまでも目安として捉えてください。
今すぐできる! トイレットペーパー節約術5選
一緒に生活を共にする家族が多ければ多いほど、トイレットペーパーにかかるコストも膨れ上がる一方です。使いすぎに注意をするのはもちろん、ちょっとした工夫をすることで、コスト削減に大きく貢献できるでしょう。
ここでは、誰でも実践しやすいトイレットペーパーの節約術を解説します。
シングルタイプを使う
トイレットペーパーは、大きく分けて「シングル」と「ダブル」の2種類があります。ダブルは、ふんわりとした使い心地で人気がありますが、シングルは紙が薄い分、巻きの長さが長く、結果的に長持ちしやすいのが特徴です。
これまでダブルを使用していた方がシングルを使用する場合、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、節約を意識するなら一度シングルタイプに変えてみることをおすすめします。
ホルダーを工夫して使いすぎを防止する
節約を意識していても、どうしても必要以上に長く使ってしまう方も少なくないでしょう。そのような方たちにおすすめなのが、節約効果が期待できる専用ホルダーの活用です。
例えば、トイレットペーパーを無意識に長く引き出すのを防止する専用ホルダーは、通常よりもペーパーを引き出しづらくなっており、小さなお子さんがいる家庭において使用量を自然に減らすことが期待できます。
温水洗浄便座を活用する
温水洗浄便座を設置している場合は、温水洗浄便座を活用して汚れをきれいに落とすことで、無駄なペーパーを使わずに済みます。洗浄後は軽く水分をふき取るだけで済むため、節約はもちろん、拭き残しの予防にもつながるでしょう。
きれいに畳んで使用する
トイレットペーパーをくしゃくしゃと丸めて使うと、思っている以上に多くの量を消費してしまいます。何枚かを重ねて整えてから使うようにすることで、少ない量でもしっかり拭けて、結果的にコストを抑えられます。
今まで使用していた長さよりも少し短めを意識する
日常的に「なんとなく」引き出しているペーパーの長さを、数センチでも短くするように意識するだけでも、月単位や年単位で大きな差が生まれます。
同居する家族等がいる場合は、全員で徹底して行うことが大切です。トイレに張り紙をするといったように、節約の意識を高める働き掛けをしていきましょう。
節約術を活用してトイレットペーパーを大切に使おう
日常生活で欠かせないトイレットペーパーも、ちょっとした工夫や心掛けで無駄を減らし、家計の負担を抑えられます。
本記事で紹介した5つの節約術は、誰でも手軽に取り入れられるものばかりです。一人ひとりが節約に向けて意識を高く持つことで、大きなコストカットにつながるでしょう。まずはできることから、無理のない範囲で実践してみてください。
出典
総務省 2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)3月分及び2024年度(令和6年度)平均
一般社団法人日本トイレ協会 トイレットペーパー、緊急時に備えて必要な分を必要な分だけ、計画的に備蓄しましょう
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
