職場のランチに「コンビニおにぎり2個」買ったら、300円以上でビックリ! これなら400円くらいで「コンビニ弁当」を買うほうがコスパよし? それぞれの価格を比較

配信日: 2025.05.19

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職場のランチに「コンビニおにぎり2個」買ったら、300円以上でビックリ! これなら400円くらいで「コンビニ弁当」を買うほうがコスパよし? それぞれの価格を比較
「お昼は簡単、かつ、できるだけ安く抑えたい」という理由で、コンビニのおにぎりで済ませるビジネスマンは少なくありません。かつてはおにぎり1つ100円程度だったので、ランチを安く済ませる定番でした。
 
しかし近年、物価高の影響でおにぎり1個が150円前後になるケースも珍しくありません。2つ買えば300円以上になるため、「あと100円ほど出せば400円くらいの弁当が買えるのでは?」と考える人も多いのではないでしょうか。
 
今回は、そんな「おにぎり2個vsコンビニ弁当」の価格と栄養面を比較してみます。
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コンビニおにぎりの価格相場

ひと昔前であれば、シンプルな具材(梅、昆布、サケなど)のおにぎりなら100円前後で買えるのが当たり前でした。しかし、コメやノリなど原材料費の高騰、人件費や輸送コストなどの影響で、最近では1個150円前後まで値上がりが目立ちます。豪華な具材のものでは200円を超える場合もあり、2個買えば300円~400円近くまで達する場合もあります。
 
例えば、150円のおにぎりを2個買うと300円になりますが、これだけだと炭水化物中心で野菜やタンパク質が不足しがちです。追加で卵やサラダを買うとなると、合計で500円近くなるかもしれません。単に「安くおなかを満たす」だけならおにぎりは便利ですが、栄養バランスまで考えると心もとないのが現状です。
 

コンビニ弁当の価格相場

コンビニ弁当も値上がり傾向にありますが、400円前後で買える商品はまだ多く見かけられます。図表1は代表的な例です。
 
図表1

コンビニ名 商品名 値段(税込)
セブン-イレブン 炙り焼き銀鮭と和だしごはん 421円
ファミリーマート 釜揚げしらすごはん 358円
ローソン さばご飯 397円

筆者作成
 
これらはメインのおかずに加え、副菜や漬物などがセットになっているため、炭水化物・タンパク質・脂質・野菜をある程度バランスよく摂(と)れます。ボリューム面でもおにぎり2個より満足感が高い場合が多いでしょう。
 
もちろん、地域や店舗によって価格や内容が異なることもありますが、400円ほど出す価値は十分あると言えるのではないでしょうか。栄養バランス、満足度、コストをトータルで考えた場合には、おにぎり2個よりも400円前後の弁当のほうが、コスパがよい可能性は高いです。
 

まとめ

コンビニおにぎりが1個150円を超えるようになった昨今、2個買うと300円以上になり、あと100円ほど出せばボリュームと栄養を備えたコンビニ弁当が手に入るケースが増えています。おにぎりは手軽さや携帯性に優れている一方、栄養バランスに難があり、追加でおかずを購入すると、出費がかさむ可能性もある点は見逃せません。
 
もちろん、自炊して持参するお弁当がコストパフォーマンスに優れているのは確かですが、忙しい平日にそこまで手間をかけられない人も多いでしょう。その場合、コンビニ弁当を選んで栄養バランスと満足度を高めるか、おにぎり2個+野菜を組み合わせて自分なりに調整するかといった選択肢が有力になります。
 
コスパとは、お金だけでなく、手間や健康面を含めた総合的なバランスで考えることが大切です。自身のライフスタイルに合った方法で、賢くランチを楽しんでください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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