ゴールデンウィークで「10万円」使ってしまいました…。みんなのレジャー予算はどのくらいでしょうか?

配信日: 2025.05.17
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ゴールデンウィークで「10万円」使ってしまいました…。みんなのレジャー予算はどのくらいでしょうか?
「ゴールデンウィーク、ついつい10万円も使ってしまった…」そんな声がSNSなどでよく見られます。旅行、外食、ショッピングと出費が重なりやすい連休ですが、実際にみんなはどれくらいの予算をかけているのでしょうか?
 
本記事では、他の人のレジャー費用の実態を調査し、家計に優しいレジャーの楽しみ方についてもご紹介します。
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みんなのゴールデンウィーク予算はどのくらい?

株式会社インテージが実施した「2025年のゴールデンウィークの予算調査」によると平均予算は2万9237円でした。前年比105%と微増という結果になりましたが、「自宅で過ごす」と回答した人の割合は37.3%となっており節約志向がうかがえる結果といえます。
 
ただし、「国内旅行」だけに限ると、1人あたりの平均予算は8万5729円と高額になっており、2年連続でアップしました。理由としては物価上昇や旅行先でのサービス価格の上昇が影響していると考えられます。
 
この結果によると、旅行をしたのであれば「10万円使った」という人は決して特別ではありません。家族やパートナーと旅行に出かけた場合、それぐらいの出費になるのはごく自然なことといえます。
 

レジャー費用の実態と家計への影響

旅行や外食、テーマパークなど、レジャーには多くの費用がかかります。公益財団法人日本生産性本部による「レジャー白書2024」では、国内旅行の1回あたりの平均費用は約3万2000円とされています。家族4人で旅行した場合、13万円前後かかることになります。
 
また、総務省の「家計調査家計収支編 二人以上の世帯(2024年)」によると、「教養娯楽」費用(主にレジャーや趣味にかかるお金)の月平均は2万9098円です。年間にすると約30万円以上。特にゴールデンウィークやお盆、年末年始などの大型連休では、月をまたいで出費が跳ね上がる傾向があります。
 
このような支出が積み重なると、家計に与えるインパクトは大きくなります。普段の生活費とは別に、レジャー用の予算を立てておくことが重要です。
 

お金をかけすぎないためのレジャー計画術

レジャーを思い切り楽しみつつも、家計を守るためにはいくつかの工夫が必要です。次回の大型連休に向けて、以下のポイントを参考にしてみてください。
 
1. 早めの計画
旅行やイベントの予約は早期割引が活用できるうえ、人気スポットは早い段階で空きが埋まってしまいます。予定が固まり次第、早めに動きましょう。
 
2. レジャー積立をする
毎月5000円〜1万円程度を積み立てるだけでも、年間で数万円の予算を確保できます。旅行費用やお土産代に活用することで、出費が集中する時期の家計負担を抑えられます。
 
3. 無料や安価なレジャーも活用
公園、博物館、市民イベントなど、無料または格安で楽しめる施設も多く存在します。お金をかけずに充実した休日を過ごす工夫をすることで、満足感も高まります。
 
4. キャッシュレス決済で管理をラクに
現金よりも支出の履歴が残るキャッシュレス決済を使えば、どこにいくら使ったかがひと目で分かり、使いすぎの防止にもつながります。
 

まとめ

ゴールデンウィークに10万円使ってしまったとしても、他の人の平均費用や実際のレジャーコストを見れば、それほど珍しい金額ではありません。むしろ、家族旅行やアクティビティを満喫した結果なら、良いお金の使い方といえるでしょう。
 
とはいえ、次回の連休では、もう少し計画的にお金を使いたい…という反省もあるかもしれません。そのようなときは、日頃からレジャー用の積立をしたり、無料の施設を調べておいたりするだけで、無理のない範囲で楽しい時間を過ごせます。
 
「お金をかけすぎず、でも満足できる休日」を目指して、今から準備を始めてみましょう。
 

出典

株式会社インテージ 2025年GW 予算29,237円で前年比105% 給与増減で2倍超差
公益財団法人日本生産性本部 レジャー白書2024
総務省 家計調査家計収支編 二人以上の世帯(2024年)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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