共働きで外食が多く、5人家族で「食費」が「月15万円」……。「自炊を増やす」以外で食費をおさえる方法はありますか?

配信日: 2025.05.19
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共働きで外食が多く、5人家族で「食費」が「月15万円」……。「自炊を増やす」以外で食費をおさえる方法はありますか?
共働きで外食が多い5人家族の場合、食費に悩む方もいるかもしれません。自炊を増やせば食費は減らせる可能性がありますが、忙しくて難しいこともあるでしょう。食費を節約するためには、自炊以外のポイントをおさえて、無理なく続けられる方法をみつけることが大切です。
 
そこで今回は、5人家族の食費の平均額や節約のポイントについて解説します。家計管理の参考に、本記事の内容をお役立てください。
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5人家族の平均食費はどれくらい?

総務省の「家計調査 家計収支編 2024年」によると、5人家族の食費の平均は1ヶ月あたり10万5480円です。表題のケース(15万円)は、平均と比べて約4万5000円高いことになります。
 
なお、5人家族の外食費は平均1万9745円で、食費の約2割を占める計算です。外食の機会が多ければ、家計にも悪影響を与えるかもしれません。
 

自炊以外で食費を減らす3つのポイント

自炊以外で食費を減らすポイントはおもに以下の3つです。


・家計簿をつける
・予算を1週間ごとに決める
・ポイントを活用する

1つずつ解説します。
 

1.家計簿をつける

家計簿をつけることは、食費を減らすために有効な方法の1つだといわれています。家計簿をつけることで、支出を把握でき、無駄遣いの防止につながる場合があるためです。
 
また家計簿をつける習慣がつくと、食費以外の支出の改善にもつながり、家計全体を見直せる可能性があります。
 
昨今は、支出を記録できるスマートフォンアプリも多くあるようなので、手書きの家計簿に苦手意識がある方は、そちらの利用を検討するのもよいでしょう。
 

2.予算を1週間ごとに決める

1週間ごとの予算を決めることで、1日あたりに使える予算をイメージしやすくなる可能性があります。例えば1週間の予算を1万4000円と決めれば、「1日あたりの予算が2000円」と、1日に使える額を明確にできる場合があります。
 
また比較的ゴールが分かりやすくなるため、節約へのモチベーションも維持しやすくなる場合もあるでしょう。
 

3.ポイントを活用する

ポイントを活用することは、食費をおさえるうえで有効な手段となる可能性があります。
 
例えば、スーパーでの買い物時にバーコード決済やクレジット決済を利用すると、ポイントが付与される場合があります。このポイントを次回以降の買い物に充てることで、実質的な支出削減につながることもあるでしょう。
 

食費を節約する際の2つの注意点

ここからは食費を節約する際の注意点について解説します。
 

1.栄養が偏らないようにする

食費を節約する際には、栄養が偏らないように意識することが大切です。節約を目的として安価な食材に頼りすぎると、栄養バランスが崩れるおそれがあります。栄養の偏りが原因で体調を崩すと、医療費がかかることもあるため、結果的に節約につながらない場合も考えられます。
 
また、同じようなメニューが続くと、食事への満足感が低下する可能性もあります。その結果、家庭の食事では満たされない欲求を補うために、無駄な外食や間食が増えるおそれがあります。
 
食費の節約を続けるなら、安価な食材を活用しながらも、栄養価の高い食品を取り入れることが重要です。
 

2.無理に節約しすぎない

食費を節約する際には、無理なく続けられる方法を選ぶことが重要です。節約を意識しすぎて生活スタイルに合わない方法を取り入れると、かえってストレスになり、長続きしない場合があります。
 
外食が多い場合は、完全にやめるのではなく、頻度を少しずつ減らすことから始めるとよいでしょう。このような柔軟な対応が、節約を無理なく継続するためのポイントになります。
 

家計簿やポイント活用など、自炊以外にも食費を減らす方法はある

今回は、5人家族の食費の平均額や節約のポイントについて解説しました。5人家族の食費が月15万円かかっている場合は、平均の10万5480円と比べて約4万5000円高いことが分かりました。
 
自炊以外にも、家計簿をつけることやポイントを活用することで、食費をおさえられる可能性があります。栄養バランスを意識しながら、無理のない方法で節約を続けましょう。
 

出典

e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 家計収支編 2024年
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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