この春から一人暮らしを始めた娘は、「お肉を買って調理するよりもコスパがいいから」とソーセージやベーコンばかり食べています。栄養面で問題はないでしょうか…?
本記事では、加工肉について解説します。
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加工肉とは?
加工肉とはその名の通り、加工処理された肉製品を指します。ソーセージやハム、ベーコンなどが代表的な加工肉ですが、コンビーフやジャーキーなどもあります。
加工肉の特徴の一つは保存性の高さです。製品によって異なりますが、加工肉の賞味期限は1ヶ月ほどとされており、普通の肉よりも保存性に優れています。また、加工肉には、脂肪分や塩分、香辛料などが加えられ、一定の味付けがされていることも多いです。そのため、料理や食事に使いやすい点も魅力的といえます。
加工肉の栄養面
加工肉は肉製品であるため、たんぱく質を多く含んでいます。しかし、製品によって差はあるものの、加工肉に含まれるたんぱく質は、豚もも肉や鶏もも肉の半分程度とされています。
加工肉には、たんぱく質以外に、ビタミンB1やビタミンCも豊富です。ビタミンB1はエネルギーに、ビタミンCは毛細血管や歯などの働きを正常に保ちつつ、ストレスや病気に対する抵抗力を上げる効果があるとされています。
その一方で、加工肉には脂質が多く、調味方法によっては塩分量が多いこともあります。普通の肉と同じ量の加工肉を摂取すると、脂質や塩分の摂り過ぎになりかねないため注意が必要です。
加工肉の身体への影響
「加工肉は身体に悪い」といわれることがあります。加工肉に限ったことではありませんが、栄養素はバランスよく摂取する必要があります。そのため、加工肉だけを多く摂取しているとそのバランスが崩れ、身体に悪影響を及ぼしかねません。
常識の範囲内で食べるなら問題はないとされています。つまり、加工肉を食べてはいけないわけではなく、食べ方に注意すべきです。
食費の節約方法
食費の節約を目的に、普通の肉ではなく加工肉を中心的に食べる人もいるでしょう。しかし、それ以外の方法で食費を節約できれば、普通の肉を食事に取り入れやすくなるはずです。
ここからは、食費を節約する方法の一例を解説します。
食材をまとめ買いする
その日の安い食材をまとめ買いしておくことで、材料費を節約できます。また、買い物の頻度が減れば、思いがけない無駄遣いをする可能性も減るでしょう。
なお、食材の価格は店舗によって異なります。手間と時間はかかりますが、それぞれの食材の価格に合わせて購入する店舗を使い分けすれば、さらに節約できるはずです。
食品ロスをしない
食品ロスは、食材とともにお金を捨てているのと同じことです。失った食材は再び購入する必要があり、さらに食費がかかります。一方、食材を有効活用すれば、その分だけ食費を節約できるでしょう。
注意点として、食材をまとめ買いすると管理が難しくなり、食品ロスが起きやすくなります。管理が難しいと感じたら、慣れるまではまとめ買いをする日数を少なめに設定してみるといいでしょう。
脂質や塩分が多め
豚もも肉や鶏もも肉ほどではありませんが、加工肉にはたんぱく質が豊富に含まれています。また、エネルギーになるビタミンB1のほか、ストレスや病気への抵抗力を高めるビタミンCも豊富です。一方で、脂質が多く、製品によっては塩分も多いため、摂取量や栄養バランスには注意するべきでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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