「光熱費もサブスクも見直したのに…」それでも貯まらない人の「盲点の固定費」について解説!

配信日: 2025.06.11
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「光熱費もサブスクも見直したのに…」それでも貯まらない人の「盲点の固定費」について解説!
「光熱費もサブスクも見直したのに、なぜかお金が貯まらない……」そんな悩みを感じている方もいるかもしれません。確かに、それらは固定費の中でも見直しやすい代表格ですが、それだけでは不十分なこともあります。
 
実は、家計には他にも見落としがちな「固定費」が存在しており、放置していると知らず知らずのうちに支出を圧迫している可能性があります。
 
この記事では、光熱費やサブスクのポイントをあらためて確認しつつ、それ以外の固定費にも焦点をあて、節約につながる具体的な見直し方法を紹介していきます。
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見逃しがちな“固定費”どうやって見分ける?

まずは、「固定費ってどんな支出?」という基本から、ざっくり整理してみましょう。家計における固定費とは毎月定額、もしくはほぼ定額でかかる支出のことです。
 
固定費の種類の一例を以下にまとめました。
 

・住居費
・水道光熱費
・保険料
・通信費
・サブスクリプションサービス料
・自動車の維持費

 
固定費の内訳はライフスタイルなどにより、人それぞれで異なります。例えば、車を所有していなければ維持費はかかりませんし、サブスクリプションサービスを利用していなければ、その費用は発生しません。
 
固定費は毎月定額で発生するからこそ、家計を圧迫していればその状況が続きやすいといえます。家計における収支状況は人によって違いますが、固定費が原因で家計に余裕が生まれず、結果的に貯蓄などにお金が回らないという状況も十分に起こり得るでしょう。
 

固定費の節約方法

ここからは、固定費の種類ごとに節約方法を解説します。節約は自身の環境も含めて向き不向きがありますから、自分に合いそうな方法を選んで実行してみましょう。
 

住居費=毎月変えられないものと思い込んでいませんか?

住居費は「節約できない固定費」と思われがちですが、こだわり条件を見直すことで月数千円〜万円の見直し余地が生まれることもあります。
 
家賃の目安は一般的に、毎月の手取りの30%とされています。月々の手取りが仮に20万円であれば、6万円ほどです。必ず30%以下に抑えなければいけないわけではありませんが、一つの目安として見直してみましょう。
 
賃貸に住んでいる場合、住居費を節約する方法は家賃が安い部屋に住むことです。物件を選ぶにあたってこだわるポイントを減らすことで、家賃を抑えやすくなります。最寄駅からの距離を含めた立地や築年数、構造、間取り、階数などが家賃を左右する要素になります。
 

水道光熱費の節約方法

電力とガスは小売りの自由化によって、契約会社を自由に決められます。契約会社や契約プランを見直すことで、費用を抑えられることは少なくありません。また、電力とガスをセットで契約することで割引などの特典を受けられる場合もあります。
 
水道光熱費は固定費に分類されるといっても、基本的には利用した分だけお金がかかります。つまり、日々の使い方を見直すことでも節約につながるでしょう。
 
無駄な利用を避けるのは基本として、電気代の場合は待機電力を減らす、ガス代であれば電子レンジなどを利用して料理をする、水道代は洗濯機の使い方を見直すことで、それぞれの費用を節約できます。この方法はあくまで一例であり、日常生活においてさまざまな方法を併用することで、水道光熱費はより効果的に節約できるでしょう。
 

通信費やサブスクリプションサービス料の節約方法

動画配信サービスなどのサブスクリプションサービスにかかる料金は、携帯電話の料金と一緒に支払うことが多いため、通信費の一つにまとめられる可能性があります。
 
サブスクリプションサービスは契約しているものの、あまり使っていないサービスが生まれがちです。このようなサービスは定期的に見直し、使っていなければ解約することで節約になります。
 
携帯電話やインターネット回線の利用料金は電気代やガス代と同様に、契約会社や契約プランを見直すことで節約につながる場合があります。また、携帯電話に関しては格安SIMを利用することも有効的な節約方法です。
 

保険料の節約方法

各種保険はその内容や保険料をライフスタイルの変化に合わせて、適切に見直すことが重要です。加入したまま放置されている保険は、内容が現在のライフスタイルに合っていないことも。
 
無駄な補償や重複に気づかず、払い続けているケースは意外と多いのです。見直しを行うことでより自分に適した補償内容にできるだけでなく、保険料を抑えられるかもしれません。
 
また、保険の契約方法には販売代理店を介して契約する代理店型と、保険会社と直接的に契約するダイレクト型があります。代理店を介さない分、ダイレクト型は代理店型よりも保険料を抑えられることが一般的です。そのため、保険料を節約するならダイレクト型を利用することも選択肢の一つになるでしょう。
 

見落としていた固定費、今日から見直してみませんか?

固定費は一度見直せば、毎月の家計にじわじわ効いてくる“遅効性の節約”です。光熱費やサブスクを見直したあともお金が貯まらないと感じている方は、今回ご紹介したような「見落としがちな固定費」もぜひチェックしてみてください。
 
小さな変化の積み重ねが、将来の大きなゆとりにつながる可能性もあるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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