「水道光熱費」が高くて困る…。毎月「2万円以上」かかっているけど、2人以上の世帯なら普通?節約に必要な「見直しのポイント」も解説

配信日: 2025.06.18
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「水道光熱費」が高くて困る…。毎月「2万円以上」かかっているけど、2人以上の世帯なら普通?節約に必要な「見直しのポイント」も解説
水道光熱費は世帯人数によって異なりますが、世帯人数ごとの平均額より高い場合は、日々の生活を見直すべきかもしれません。水道光熱費を節約するためには、どのような点に気を付ければいいのでしょうか。
 
本記事では、世帯人数ごとの水道光熱費の平均と、節約につながる見直しポイントを解説します。
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2人以上の世帯における2025年4月の水道光熱費は「2万7445円」

総務省が公表した「家計調査報告-2025年(令和7年)4月分-」によると、二人以上の世帯における平均水道光熱費は2万7445円でした。
 
対前年同月増減率は名目7.1パーセント、実質-1.2パーセントという結果となりました。総務省統計局の2024年の「家計調査(家計収支編)」を基に、世帯人数別の水道光熱費の平均を下記の表にまとめました。
 
表1

世帯人数 水道光熱費
1人 1万2816円
2人 2万1120円
3人 2万4340円
4人 2万4593円
5人 2万6746円
6人以上 3万1619円

出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)総世帯 詳細結果表」を基に筆者作成
 

水道光熱費の節約に必要な「見直しのポイント」

ここでは、水道光熱費の節約に効果的な見直しポイントを紹介します。
 

1.エアコンをつける際のポイント

ドア・窓の開閉を少なくし、扇風機を併用することで冷暖房効率を高められます。また、カーテンを閉めると日差しのカットや冷気の侵入防止につながるため、エアコン代の節約につながるでしょう。冷暖房効率を落とさないために、室外機の周りに物を置かないのも重要なポイントです。
 

2.照明を使用する際のポイント

白熱電球や蛍光灯を使用している場合は、LEDに取り換えましょう。LEDは白熱電球や蛍光灯に比べて消費電力が少なく、寿命も長いため、照明代の節約につながります。
 
また、照明は汚れによって明るさが低下するといわれているため、定期的な掃除も重要です。電気をこまめに消すのもポイントになります。
 

3.冷蔵庫を使用する際のポイント

無駄な開閉を減らし、中を整理することで、冷蔵庫の冷却効率が高まります。また、熱いものをそのまま保存すると冷却に余分なエネルギーが消費されるため、冷ましてから保存しましょう。冷蔵庫の温度設定を適切に保つことも重要です。
 

4.洗濯する際のポイント

少量の洗濯物を毎日洗うより、洗濯機の容量に合わせてまとめて洗う方が節約につながります。また、洗剤は多く入れすぎても洗浄力が上がるわけではなく、逆にすすぎに時間がかかってしまうため、適量を守ることが重要です。お風呂の残り湯も利用すると、水道代の節約につながります。
 

5.お風呂に入る際のポイント

ついついシャワーを流しっぱなしにする人も多いですが、シャワーを1分間使うと約10リットルのお湯が流れるといわれます。そのため、無駄にシャワーを流すのは避けましょう。
 
また、入浴の間隔を空けると追いだきにかかるガス代がかさむため、家族全員の入浴時間を合わせることをおすすめします。
 

まとめ

エアコン・照明・冷蔵庫など家電製品を効率的に使う、洗濯・お風呂で水を無駄遣いしないなど、生活習慣を見直すことで水道光熱費の節約が可能です。見直しのポイントを参考にして、水道光熱費を抑えましょう。
 

出典

総務省 家計調査報告(二人以上の世帯)-2025年(令和7年)4月分-
総務省統計局 家計調査(家計収支編)総世帯 総裁結果表 表番号4
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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