「自然乾燥」を併用すると「乾燥機」の電気代が「1万円」以上安くなる? 自然乾燥をする際の注意点は?

配信日: 2025.06.27
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「自然乾燥」を併用すると「乾燥機」の電気代が「1万円」以上安くなる? 自然乾燥をする際の注意点は?
洗濯物を短時間で乾かすために、衣類乾燥機を利用している家庭もあるでしょう。
 
しかし、乾燥機を頻繁に使用すると電気代が高くなる心配があるため、自然乾燥である程度乾かしてから乾燥機を使用する方法もおすすめです。
 
本記事では、自然乾燥を併用した場合の乾燥機の節約効果や、自然乾燥をする際の注意点についてご紹介します。
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自然乾燥を併用した場合はいくら節約できる?

乾燥機にかかる電気代は「消費電力(キロワット)×使用時間×電気料金単価」で計算できるため、使用時間が短ければその分電気代は安くなります。
 
今回の事例のように、自然乾燥を組み合わせることで乾燥機の使用時間は短縮できる可能性があるため、実際にいくらぐらい節約になるのか確認してみましょう。
 
経済産業省資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」によると、2日に1回のペースで衣類乾燥機のみで洗濯物を乾燥させた場合と、8時間自然乾燥させてから乾ききっていないものを衣類乾燥機で補助的に乾燥させた場合とでは、年間で394.57キロワットアワーの電気を省エネできるということです。
 
電気代でいうと、年間約1万2230円の節約になります(1キロワットアワー当たりの料金単価を31円として計算)。
 
乾燥機のみで済ませる場合と比べると手間や時間はかかりますが、年間1万円以上の節約ができるのであれば、自然乾燥を併用することを検討してみてもよいかもしれません。
 

自然乾燥をする際の注意点

洗濯物を自然乾燥するにあたって、いくつか注意点を確認しておきましょう。
 
まず、衣類ごとに洗濯表示をチェックすることが大切です。衣類の素材によって「つり干しがよい」とされているものや「日陰のつり干しがよい」とされているもの、「平干しがよい」とされているものなどさまざまです。
 
また、中には乾燥機での乾燥が禁止されているものもあるため、自然乾燥後に乾燥機を使用しようとしている場合は注意した方がよいでしょう。
 
室内で自然乾燥させる場合は、なるべく湿度を下げて風を送るようにすることで生乾き臭を防げる可能性があります。エアコンや除湿器で湿度を下げるとともに、サーキュレーターや扇風機を使って風を送りながら乾かすことをおすすめします。
 

乾燥機の電気代を節約するポイント

乾燥機の電気代を節約するには、乾燥にかける洗濯物の量が多くなりすぎないよう注意しましょう。洗濯物が多すぎると十分に乾かず、もう一度乾燥することになってしまう可能性があります。
 
また、よく脱水してから乾燥機にかけることも大切です。脱水が不十分だと乾燥に余分な時間がかかり、電気代もかさんでしまいます。
 
契約している電気料金プランによっては、夜間に乾燥機を使用した方が電気代が安く済む場合もあるはずです。夜間の電気使用料金が安くなるプランを契約していないか確認してみましょう。
 
ほかの家電製品にかかる電気代も安くしたい場合は、電力会社や契約プランを変更してみるのもよいかもしれません。ライフスタイルに合ったプランにすることで、電気代を大幅に節約できる可能性があります。
 

自然乾燥と組み合わせると乾燥機の電気代が年1万2000円以上安くなることもある

洗濯物を乾かす際に乾燥機を使用する場合、電気代が気になるという人もいるでしょう。
 
自然乾燥である程度乾かしてから乾燥機にかけることで、乾燥機の電気代を年1万2000円以上節約できることもあるため、取り入れてみるとよいかもしれません。
 
洗濯物を自然乾燥する際は、洗濯表示をチェックして適切に干すことが大切です。室内で自然乾燥させる場合は、エアコンやサーキュレーターを使うと効率的に乾かすことができるでしょう。
 
また、乾燥機も工夫しだいでは電気代を節約できる可能性があるため、確認しておくことをおすすめします。
 

出典

経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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