梅雨の時期は、洗濯物を毎日「浴室乾燥機」へ! 家族4人分を「約3時間」で乾かしていますが、電気代はどれくらいかかりますか? 節約方法もあわせて解説
しかし、浴室乾燥機は比較的電気の消費量が大きい設備の1つで、電気代が気になる人もいるかもしれません。本記事では、浴室乾燥機を毎日使用した場合の電気代と、電気代を節約するポイントを解説します。
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浴室乾燥機の電気代は1回あたりいくらかかる?
家族4人分の洗濯物を浴室乾燥機で乾燥させる場合、電気代がいくらかかるのか次の条件で試算してみましょう。
●使用設備:マックス株式会社 常時機能付電気式換気乾燥暖房器UFD-111A
●消費電力:1190ワット
●1回の使用時間:3時間15分
●1回の洗濯量:6キログラム
●使用頻度:毎日(6月を想定して日数は30日)
●1キロワットアワーあたりの電気料金:31円※1
※1:公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が示す電力料金目安単価
1日の電気代:1.19キロワット×3.25時間×31円/キロワットアワー≒120円
1ヶ月の電気代:120円×30回=3600円
1回あたり約120円となり、毎日浴室乾燥機を使う場合、月に約3600円の電気代がかかります。
浴室乾燥機の電気代を節約するポイント
電気代がかかるとしても、雨が続く梅雨の時期に気持ちよく洗濯物を乾かしたいので、浴室乾燥機を使うという人もいるでしょう。電気代を節約しながら賢く浴室乾燥機を使用するポイントを5つ紹介します。
部屋干しと併用する
浴室乾燥機で乾かす量を減らすことで、効率的に乾燥させることができ、結果的に電気代の節約につながります。薄手のものやサイズが小さいものなど、浴室乾燥機を使わなくても乾くものは、部屋干しを併用しましょう。
フィルターを清掃する
浴室乾燥機の空気の通り道であるフィルターに汚れが詰まって風の通りが悪くなると、乾燥効率が下がり余計な電気代がかかります。定期的にフィルターを取り外して掃除しましょう。
浴室の水分を飛ばしてから乾燥させる
入浴後は水切りなどで壁の水分を取り除き、少し時間を空けて換気してから洗濯物を干しましょう。浴室に水分が残った状態では、湿度が高くなって洗濯物が乾くまでに時間がかかるため、結果的に浴室乾燥機を動かす時間が延びてしまいます。
干し方を工夫する
浴室乾燥機はドライヤーのように温風を出す設備なので、洗濯物を干す位置によって温風の当たる強さが異なります。厚手の乾きにくいものは、一般的に温風が強く当たる吹出口近くに干すことで効率的に乾かせます。
浴室をしっかり閉めて効率を高める
浴室のドアが開いていると熱が外に逃げてしまい、乾燥の効率が下がってしまいます。浴室乾燥機を使用するときはドアをしっかり閉め、使用中はできるだけ開閉しないようにしましょう。
賢く浴室乾燥機を使って洗濯物の悩みを解消しよう
4人家族の世帯で浴室乾燥機を毎日使用すると、月に約3600円の電気代がかかります。しかし、ポイントを押さえて洗濯物を乾かす効率を上げることで、浴室乾燥機の電気代を節約できる可能性があります。いずれも少しの工夫でできるものばかりなので、電気代の節約も意識しながら浴室乾燥機を賢く使って、洗濯物の悩みを解消しましょう。
出典
マックス株式会社 常時機能付電気式換気乾燥暖房器 UFD-111A
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
