「乾燥機付き洗濯機」に買い替えたのは嬉しいのですが、電気代がコワいです…。毎日使用したら電気代は月いくらになりますか?

配信日: 2025.06.30
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「乾燥機付き洗濯機」に買い替えたのは嬉しいのですが、電気代がコワいです…。毎日使用したら電気代は月いくらになりますか?
乾燥機付き洗濯機は、家事の手間を大きく減らしてくれる便利な家電ですが、その一方で「電気代が高くなるのでは」と不安に感じている方もいるでしょう。特に毎日のように使用するご家庭では、月々の電気代や水道代が気になるところです。
 
本記事では、乾燥機付き洗濯機にかかる費用や節約する方法を解説します。
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乾燥機付き洗濯機にかかる費用は月にいくら?

シャープ株式会社の「タテ型とドラム式 節水・省エネ能力の違い」によると、タテ型とドラム式洗濯乾燥機を1回使用した場合にかかる費用は、表1の通りです。
 
表1

タテ型 ドラム式
標準使用水量 約88リットル 約49リットル
1回当たりの水道代 約23.1円 約12.8円
消費電力量 約2200ワットアワー 約590ワットアワー
1回当たりの電気代 約68.2円 約18.3円
1回当たりの費用 約91.3円 約31.1円

出典:シャープ株式会社「タテ型とドラム式 節水・省エネ能力の違い」を基に筆者作成
 
上記は1回当たりにかかる費用のため、1ヶ月間(30日)毎日洗濯機を使用すると電気代はタテ型で約2046円、ドラム式で約549円かかることが分かります。電気代と水道代で見るとタテ型は約2739円、ドラム式は約933円かかるようです。
 
なお、表1ではタテ型、ドラム式いずれも洗濯~乾燥容量が6キログラムの洗濯機にて比較をしています。この金額はあくまで目安ですのでお使いの乾燥機付き洗濯機のスペックや水道、電気の契約内容によって変動する可能性があります。
 

乾燥機付き洗濯機にかかる費用を節約する方法

乾燥機付き洗濯機はとても便利ですが、使い方によっては光熱費が思った以上にかかってしまう可能性があります。ここでは、乾燥機付き洗濯機の費用を節約する方法を3つ解説します。
 

まとめて洗う

乾燥機付き洗濯機の節電対策として有効なのが、まとめ洗い、まとめ乾燥を意識することです。洗濯や乾燥を一度行うたびに電力と水を消費するため、毎回少量ずつ洗うよりも、ある程度の量を一度に済ませた方が効率的です。
 
特に乾燥機は電力消費が大きく、回数を減らすことが節約につながります。ただし、洗濯機に衣類を詰めすぎると、洗いや乾燥が不十分になり、結果的に再運転が必要になるかもしれません。容量の目安を守りつつ、無駄な稼働を減らすようにしましょう。
 

自然乾燥を併用する

乾燥機付き洗濯機の費用を節約するためには、自然乾燥を上手に取り入れることも効果的です。洗濯よりも乾燥の方が多くの電気を使うため、時間に余裕のある日は部屋干しや外干しを併用することで、乾燥機の使用時間を短縮できます。
 
特にタオルなどの厚手のものは乾きにくいため、余裕があれば自然乾燥にするといいでしょう。また、乾燥機を頻繁に使う家庭では、タテ型よりもドラム式を選ぶと電気代をおさえられます。使い方に応じた干し方の工夫が節約の鍵です。
 

定期的にフィルターを掃除する

乾燥機付き洗濯機を長く快適に使い、電気代を節約するためには、定期的なフィルター掃除が欠かせません。乾燥機能を使用すると、衣類の糸くずやほこりがフィルターにたまり、空気の流れが悪くなってしまいます。そのまま放置すると乾燥時間が延び、電力消費が増えてしまうかもしれません。
 
また、内部の汚れがたまることで、故障や火災のリスクも高まります。フィルターは2週間に1回を目安に水洗いし、しっかり乾燥させてから戻すようにしましょう。毎回の簡単なお手入れで、洗濯機の性能と安全性を保てます。
 

乾燥機付き洗濯機を毎日使用したときタテ型は約2046円、ドラム式は約549円の電気代がかかる可能性がある

乾燥機付き洗濯機は、忙しい日々の家事をサポートしてくれる頼もしい存在ですが、毎日使用すると1ヶ月あたり約900円〜2700円の費用がかかる場合があります。乾燥機付き洗濯機にかかる費用を節約したい場合は、日頃からの使い方を見直すといいでしょう。
 
まとめ洗いを心がけたり、自然乾燥をうまく取り入れたり、フィルターをこまめに掃除したりすることで、電気代や水道代を節約できます。便利さを維持しながら、賢く節約するための工夫をぜひ取り入れてみてください。
 

出典

シャープ株式会社 タテ型とドラム式 節水・省エネ能力の違い
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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