業務スーパーやコストコで安く「肉」「野菜」を買っていますが、3人家族だと使い切れず無駄にしてしまう…。結局スーパーで「都度買い」がコスパ良い行動なの?

配信日: 2025.07.07
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業務スーパーやコストコで安く「肉」「野菜」を買っていますが、3人家族だと使い切れず無駄にしてしまう…。結局スーパーで「都度買い」がコスパ良い行動なの?
「業務スーパー」や「コストコ」などは、大容量の商品とリーズナブルな価格が魅力です。そのような店舗ではつい食材をまとめて購入しがちですが、3人家族では使い切れず、冷蔵庫の奥で眠ってしまうことも少なくないでしょう。
 
結局のところ、必要な分だけその都度買える近所のスーパーのほうが無駄は少なく、結果的に得なのでは……という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
 
この記事では、いわゆる「大容量スーパー」と一般的なスーパーをうまく使い分けながら、3人家族にとってコストパフォーマンスが良い買い物方法を紹介します。
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業務スーパーやコストコの魅力に潜む落とし穴

いわゆる「大容量スーパー」には量が多くて価格も手ごろな商品がそろっており、ついあれこれ買いたくなってしまう魅力があります。しかし、価格の安さやボリューム感に引かれる一方で、家庭の消費ペースに合わないことも多いでしょう。
 
業務スーパーやコストコで購入した食材は、無駄にしないようにすることが必要です。
 

大量で消費しきれずに結局捨てることもある

「大容量スーパー」では、肉や野菜をまとめて安く買えるのがメリットですが、家族の人数によってはその量がデメリットになることもあります。
 
例えば、精肉は1パックに1キログラム以上入っていることも多く、冷蔵庫に入れていても数日で使い切るのは大変なことです。気がつけば賞味期限が迫っていたり、野菜がしなびていたりすることもあるでしょう。使い切れずに捨ててしまえば、かえって高くつくことになりかねません。
 

価格は安いが人によっては質に満足できないことも

「大容量スーパー」の商品は安価ですが、品質にばらつきがあることもあるでしょう。安さよりも「味」や「素材の良さ」を重視する人にとっては、満足感を得にくいケースがあるのもデメリットとして考えられるかもしれません。
 

冷蔵庫や冷凍庫がパンパンになってストレスに

「大容量スーパー」では量が多い分、一つひとつの商品のサイズも大きい傾向にあります。特に冷凍の肉や総菜などはかさばるものが多く、買い過ぎると冷蔵庫や冷凍庫がすぐにいっぱいになってしまいます。
 
また、冷蔵庫の容量が追いつかず、「とりあえず詰め込む」ような状態になると、欲しいものが取り出しにくくなるといった問題だけでなく、食品の冷却効率も下がってしまう可能性があります。
 

スーパーで「都度買い」するメリット

毎日スーパーへ通うのは少し面倒に感じるかもしれませんが、「都度買い」だからこそ得られるメリットもあります。必要な分だけを買えることで無駄が出にくく、鮮度の高い食材をその日に使える点も安心です。
 

必要な分だけ購入できる安心感

都度買いであれば一度に大量に買い込む必要がないため、1週間単位で見た場合の支出が比較的少なくなります。毎回スーパーに足を運ぶ手間はあるものの、使う分だけ購入することで、冷蔵庫の中で眠る食材を減らせるでしょう。
 

鮮度の高い食材を手に入れやすい

都度買いのメリットとして、いつでも新鮮な食材を手に入れやすい点も挙げられます。野菜や果物、魚や肉などの生鮮食品は、鮮度が命です。購入してすぐに使うことで、味も食感も良いまま食べられます。
 

3人家族でコスパが良くなる買い物スタイルは?

3人家族など、少人数の家庭で食材を上手に使い切るためには、安いものをまとめ買いするよりも日々の生活に合った買い方を工夫することが大切です。買う前に計画を立てたり、選ぶ食材に気を配ったりするだけで、無駄な出費を減らせます。
 

買うものリストを活用する

節約のためには無駄なものを買わないことが大切です。メニューをざっくりと決めたうえで必要な材料を書き出しておけば、効率的な買い物ができます。
 
また、買い物に行く前には冷蔵庫や冷凍庫の中を見直して、今ある食材をしっかり把握しておきましょう。中身を撮影しておけば、買い物中も確認できて便利です。余計なものを買わずに済むため、食材を無駄にせずに使い切れます。
 

業務スーパーやコストコでは「よく使う食材」と「調理が面倒な食材」を選ぶ

業務スーパーやコストコなど「大容量スーパー」を上手に活用するコツは、毎日の食事でよく使うものや、自分で一から作ると手間がかかる食材を中心に買うことです。
 
例えば、冷凍うどんは電子レンジで手軽に調理でき、アレンジもしやすいでしょう。
 

3人家族には「大容量スーパー」と一般的なスーパーの使い分けが大切! 上手な買い物で節約しよう

業務スーパーやコストコなど「大容量スーパー」では、量が多くて割安な食材が手に入る一方で、3人家族など少人数の家庭であれば消費しきれずに余らせてしまうこともあるでしょう。よく使う食材や調理が面倒なものは「大容量スーパー」で買い、鮮度が大事なものやその日使う分は近所のスーパーで買う、といった使い分けが大切です。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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