ご近所さんは「家庭用サウナ」や「全自動洗濯乾燥機」を導入しているようです。実はそんなに高くないのでしょうか?

配信日: 2025.07.09
この記事は約 3 分で読めます。
ご近所さんは「家庭用サウナ」や「全自動洗濯乾燥機」を導入しているようです。実はそんなに高くないのでしょうか?
自宅での快適な生活を追求するうえで、家庭用サウナや全自動洗濯乾燥機といった高機能家電の導入を検討する人が増えています。しかし、気になるのが「電気代」です。家庭用サウナや全自動洗濯乾燥機は便利な一方で、日常的に使うとどれくらいのコストになるのでしょうか。
 
本記事では、それぞれの機器の月間電気代の目安と、節電のための具体的な使い方について解説します。導入前の不安を解消し、効率よく使いこなすためのヒントをお届けします。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

家庭用サウナの月あたりの電気代

サウナは高温を維持するため消費電力が大きく、電気代もある程度かかります。とはいえ、使い方を工夫すれば家庭でも十分現実的なコストで運用が可能です。
 
一般的な電気式サウナヒーターの出力は3〜9kWで、1時間あたりの電気代はおおよそ120〜300円前後です。たとえば3kWのサウナを1.5時間・週3回使うと、月の電気代は約1800円に収まります。
 
一方、9kWのサウナを週5回使用するようなヘビーユースは、月の電気代が6000円〜1万円程度になる場合もあります。ただし、外部施設を利用するよりはるかに安価で、1回あたりのコストはおさえられます。
 

全自動洗濯乾燥機の月あたりの電気代

洗濯から乾燥まで自動でこなす全自動洗濯乾燥機は、日常生活における時短家電の代表格でしょう。気になる電気代も、機種によっては意外にリーズナブルです。
 
ドラム式ヒートポンプタイプの洗濯乾燥機を毎日1時間使用すると、乾燥まで行った場合の1回の電気代は約32〜35円となります。1日1回×30日で月あたり約1000〜1050円が目安です。
 
縦型乾燥機の場合はやや電力消費が高く、月あたり2000円前後になることもあります。使用頻度や機種によって差はありますが、浴室乾燥機やコインランドリーに比べれば長期的には経済的です。
 

家庭用サウナや全自動洗濯乾燥機を節電しながら使う方法は

高機能家電は、工夫次第でさらに電気代をおさえられます。設置環境や使用タイミング、設定内容を見直すことで、月々のランニングコストを減らすことが可能です。
 

家庭用サウナを節電する方法

断熱性能の高いサウナ室を選ぶことで、加熱効率が大幅に向上します。加えて、タイマー機能を活用して予熱時間を最小限におさえ、入浴後すぐに電源を切るなどの基本的な節電意識も重要です。
 
また、電気代の安い夜間に使用することで、オール電化家庭なら料金単価を30〜40%カットできるケースもあります。月の使用回数が多い人ほど、このような工夫の効果は大きくなります。
 

全自動洗濯乾燥機を節電する方法

洗濯乾燥機は、乾燥前の脱水をしっかり行うことで乾燥時間が短くなり、電気代をおさえられます。また、フィルターをこまめに掃除することで排気効率が良くなり、加熱効率の低下を防げます。
 
洗濯はまとめて行うほうが効率的で、少量を頻繁に洗うよりもエネルギー消費は少なくなります。さらに、気温が高い昼間に使うことで、室温と連動する乾燥効率がアップして節電につながります。
 

家庭用サウナや全自動洗濯乾燥機も節電して使えば家庭に導入できる

電気代が気になって導入を迷っている方も、正しい使い方と節電対策を理解すれば、家庭用サウナや洗濯乾燥機を無理なく家庭に取り入れられます。
 
これらの家電は消費電力が高いものの、使用頻度の調整やタイマー機能の活用、電力プランの見直しなどで月々の負担は大きくおさえられます。また、時間的・身体的なゆとりを生み出し、QOL(生活の質)の向上を期待できるでしょう。
 
光熱費とのバランスをとりつつ、便利で快適な生活を目指して、計画的な導入を検討してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問