「格安SIM」に乗り換えると「年間8万円以上」も安くなる!? 「大手キャリア」のまま「スマホ代」を節約する方法も解説

配信日: 2025.07.13 更新日: 2025.07.17
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「格安SIM」に乗り換えると「年間8万円以上」も安くなる!? 「大手キャリア」のまま「スマホ代」を節約する方法も解説
家計の厳しさが増すなか、格安SIMへの乗り換えで、通信費の節約をねらう方もいるでしょう。一方、大手キャリアのままでスマホ料金を節約できないかと考える方も少なくありません。
 
そこで本記事では、大手キャリア各社の通信容量無制限プランを紹介し、格安SIMに乗り換えた場合に月額料金をいくら節約できるかを解説します。あわせて、大手キャリアのままで節約する方法もご紹介しましょう。
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「大手キャリア」の通信容量無制限プランは「7500円~8500円」程度

はじめに、大手キャリアの通信容量無制限プランの月額料金を見ていきましょう。料金は表1の通りです。
 
なお、大手キャリアとは、自前の通信回線網を持つ大手通信事業者を指し、MNO(Mobile Network Operator)といいます。一方、格安SIMとは、通信回線網を借りて携帯電話サービスを提供するMVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者のサービスを指します。
 
表1

携帯電話会社 月額料金
A社 税込8448円
B社 税込8008円
C社 税込7425円

※筆者作成(2025年7月現在)
 

「大手キャリア」から「格安SIM」に乗り換えると「年間8万円以上」も安くなる?

次に、表1の大手キャリア「A社」から「格安SIM」に乗り換えた場合、いくら安くなるのか見ていきましょう。


・大手キャリア「A社」:税込8448円(通信容量無制限プラン)
・格安SIM「D社」:税込1400円(10GBプラン)

・A社とD社の月間の差額:8448円-1400円=7048円
・A社とD社の年間の差額:7048円×12ヶ月=8万4576円

以上の通り、大手キャリアから格安SIMへの切り替えで、年間8万4576円安くなる可能性があります。
 

「大手キャリア」のまま「スマホ代」を節約する方法

ここでは、大手キャリアのまま月額料金を節約したいという方に向けて、大手キャリアのままで月額料金を節約する方法を5つご紹介します。
 

・方法1:料金プランを見直す

通話頻度やデータ使用量に合った料金プランに変更することで月額料金を抑えられる可能性があります。データ使用量そのものを抑えたい場合は、下記の方法3と併用するのも有効です。
 

・方法2:不要なオプションを解約する

オプションとは携帯電話会社が提供する通話や補償などに関するサービスで、通常契約すると月々オプション費用も追加されます。月額料金割引の条件を満たすためだけに追加したオプションや、使っていないオプションなどがあれば、見直して解約しましょう。
 

・方法3:家ではWi-Fiを使う

データ容量が多ければ月額料金も高くなる傾向にあるため、自宅にインターネット環境がある場合はWi-Fi環境を整え、外出時以外に使用するデータ通信量を抑えます。
 

・方法4:通話は無料通話アプリを使う

無料通話アプリは電話回線の利用と異なり、基本的に通話料金が発生しないため、月額料金を抑えられます。友人や家族との通話には、無料通話アプリを使うのもよいでしょう。
 

・方法5:大手キャリアのサブブランドに乗り換える

サブブランドとは、大手キャリアが運営する低価格帯のブランドを指します。通信品質は大手キャリアと同等でありながら、月額料金を抑えられるのが特徴です。
 

まとめ

大手キャリアから格安SIMへ乗り換えることで、年間8万円以上という大きな節約効果が期待できるケースがあることが分かりました。
 
また、大手キャリアの場合でも、ご紹介したようなちょっとした工夫で月額料金を安くできる可能性があります。まずは、自身の通話頻度やデータ使用量に合った料金プランに変更したり不要なオプションを外したりするなどして、スマホ料金の節約につなげてみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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