40代の共働きで世帯年収「900万円」。2人の子どもを医学部に入れたら“貯金がゼロ”に！ 40代で“老後の貯金”がないのはまずいでしょうか？
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40代で老後資金ゼロはまずい？ その理由とは
40代で老後資金がない場合、将来的に生活費や医療費、介護費用などの支出に備えられず、経済的な不安を抱えるリスクが高まります。そのため、早めの資金準備が重要です。老後資金が不足すると、以下のような問題が生じる可能性があります。
・生活水準の低下
・医療や介護サービスの利用が制限される
・子どもへの経済的支援が困難になる
これらのリスクを回避するためにも、40代から計画的に資産形成を進めることが重要です。
世帯年収900万円でも貯金がない理由
世帯年収900万円は高収入とされますが、家族構成や進学先によっては支出が多く、貯金が難しい場合もあります。特に、子どもを医学部に進学させる場合、学費や生活費が大きな負担となります。
例えば、国際医療福祉大学医学部の学費は6年間1850万円です。さらに、塾や予備校の費用、生活費などを含めると、教育費は2000万円を超える場合もあります。また、住宅ローンや生活費、保険料などの固定費も家計を圧迫します。これらの支出が重なると、貯金が難しくなるのは当然です。
老後資金を確保するための具体的な対策
老後資金を確保するためには、以下のような対策が有効です。
・家計の見直し
支出を把握し、無駄を削減することで、貯蓄に回せるお金を増やせます。特に、固定費の見直しは効果的です。
・資産運用の検討
iDeCo（個人型確定拠出年金）やNISA（少額投資非課税制度）を活用することで、税制優遇を受けながら資産を増やすことが可能です。
・収入の増加
副業やスキルアップによる昇給など、収入を増やす方法を検討しましょう。収入が増えれば、貯蓄に回せる金額も増加します。
・教育費の見直し
奨学金や教育ローンの活用、国公立大学への進学など、教育費を抑える方法を検討することも重要です。
今からでも遅くない、老後資金の準備を始めよう
40代で老後資金がゼロでも、今から対策を講じることで将来の不安を軽減できます。家計の見直しや資産運用、収入の増加など、できることから始めてみましょう。また、ファイナンシャルプランナーに相談することで、より具体的なアドバイスを得られます。将来の安心のために、今から一歩を踏み出しましょう。
出典
国際医療福祉大学 学生納付金
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
