アメリカ米は「日本米」とさほど味が変わらない? 値段が安いので試したいけれど勇気が出ません…

配信日: 2025.07.20
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アメリカ米は「日本米」とさほど味が変わらない? 値段が安いので試したいけれど勇気が出ません…
食費の見直しをしたいけど、お米の味は妥協したくない……そんなジレンマに悩んでいる方にこそ知ってほしいのが「アメリカ米」です。実は、カレーやチャーハンなどに使うと、節約とおいしさを両立できるケースがあるのです。
 
本記事では、アメリカ米について紹介します。
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アメリカ米と日本米の味や食感は違うのか?

アメリカ米と日本米は、味や食感にどのような違いがあるのでしょうか。最近では、カリフォルニア産の「カルローズ米」など、アメリカで生産されるお米が日本でも注目されています。
 
カルローズ米は、硬めの食感で粘りが少なく、冷めても食感が損なわれにくいのが特徴です。一方、日本米はふっくらとして粘りと甘みがあります。
 
ご飯だけで味わうなら、食べ慣れた日本米を好む人が多いかもしれませんが、チャーハンや丼もの、カレーなど、味の濃い料理にはアメリカ米でも違和感なく、おいしく食べられるでしょう。
 

アメリカ米が安い理由と日本米との価格差の背景を解説

アメリカ産米が日本産米より安価に流通している背景には、主に生産体制と流通構造の違いがあります。
 
アメリカでは広大な農地を生かし、大型機械や先端技術を導入した効率的な生産体制が確立されています。これにより、コストを抑えつつ大量生産が可能です。
 
また、アメリカの流通は日本に比べて比較的シンプルで、流通時のマージンが抑えられる傾向があります。これも米価が安くなる要因のひとつと考えられます。
 
一方、日本では、生産者からJA(農協)、複数の卸売業者、小売業者といった流通段階を経るのが一般的で、各段階でコストやマージンが加算されるため、最終的な小売価格が高くなりやすい構造になっています。ただし、近年は直販やふるさと納税を通じた販売など、流通の多様化も進んでいます。
 
2025年現在、日本国内で販売されているカリフォルニア産米は5キログラムあたり2300~3500円程度で、日本産のコシヒカリは同量で3500~4000円台です。このように、アメリカ米の方が比較的安価に入手できる傾向があります。
 

家計にやさしいアメリカ米、実際に試す価値はある? 節約効果と活用法

アメリカ米の最大の魅力は、やはりそのコストパフォーマンスです。例えば、5キログラムあたりの値段はアメリカ米の方が1000円ほど安い場合があるため、1食あたりのコストは日本米よりも抑えられる可能性があります。食費を節約したい家庭や、毎日大量にご飯を炊く必要がある場合には、アメリカ米の活用は非常に有効な選択肢です。
 
また、アメリカ米は粘りが少ないため、チャーハンやリゾット、丼もの、カレーなど、味付けや調理法を工夫することでおいしく食べられます。そのため、チャーハンやカレーの時はアメリカ米を使用し、それ以外の時は国産米を食べるという選択肢も有効です。
 

まとめ

アメリカ米は日本米に比べて粘りや甘みで劣る部分もありますが、価格の安さという点で魅力があります。家計の見直しや食費の節約を考える方にとって、アメリカ米は十分に検討する価値のある選択肢です。まずは少量から試して、好みや用途に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。
 
日本米の価格高騰が落ち着くまでは、アメリカ米の活用を検討してみてもよいかもしれません。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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