「セブンカフェ」が“値上げ”でレギュラー120円→140円に…。毎朝1杯購入していた分を、自宅コーヒーに変えたらどれくらい節約できる?

配信日: 2025.07.20
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「セブンカフェ」が“値上げ”でレギュラー120円→140円に…。毎朝1杯購入していた分を、自宅コーヒーに変えたらどれくらい節約できる?
2025年7月、セブン‐イレブンの「セブンカフェ」が値上げされ、レギュラーサイズのホットコーヒーは1杯120円から140円になりました。
 
たった20円の違いでも、毎日続ければその差は無視できません。「じゃあ自宅で飲めばどれだけ節約できるの?」と思った人もいるのではないでしょうか。
 
本記事では、セブンカフェと自宅コーヒーのコストを比較し、節約額や日常生活での影響をわかりやすく解説します。
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セブンカフェが値上げ! 毎朝のコーヒー代、実はかなりの出費に?

セブン‐イレブンの「セブンカフェ」は、手軽においしいコーヒーが飲めるとあって、通勤・通学前に毎日利用している人も多い人気商品です。
 
しかし、2025年7月7日から値上げされ、レギュラーサイズの価格が120円から140円に変更されました。たった20円の差でも、積み重ねると年間の出費は大きくなります。平日毎朝1杯購入する人の場合、どのくらい差があるのか1年間で計算してみましょう。
 

・値上げ前:120円 × 5日 × 52週 = 3万1200円/年
・値上げ後:140円 × 5日 × 52週 = 3万6400円/年

 
差額は5200円。つまり、値上げだけで年間5000円以上の出費増になります。
 

自宅コーヒーに変えたらいくら節約できる? インスタントとドリップで比較

もしこのコーヒー習慣を自宅コーヒーに切り替えたら出費はどうなるでしょうか?ここではUCC「職人の珈琲」のインスタントコーヒーとドリップコーヒーでコストを比較してみましょう。
 

■インスタントコーヒーの場合

「UCC職人の珈琲 ほろ苦い味わい瓶90g」は税込み646円です。1杯2gとすると、1杯あたり約14円です。
 
・14円 × 5日 × 52週 = 3640円/年
 
セブンカフェの3万6400円と比べると、年間で約3万2760円の節約になります。

 

■ドリップコーヒーの場合

「UCC 職人の珈琲 ワンドリップコーヒー 深いコクのスペシャルブレンド 40杯分」は税込み1498円です。1杯あたり約37円です。
 
・37円 × 5日 × 52週 = 9620円/年
 
こちらでも、セブンカフェとの差は年間約2万6780円になります。

 
つまり、毎朝1杯の習慣を変えるだけで、約3万円前後の節約が可能ということになります。
 

節約も満足感も。自宅コーヒーとセブンカフェ、上手な使い分けとは?

節約面では自宅コーヒーが優勢ですが、セブンカフェにも魅力があります。
 
まず、専用マシンで豆を挽いて淹れるため、味と品質が安定しているのが特徴です。また、通勤途中に手軽に買える利便性は、自宅では得られません。忙しい朝や、気分転換したい時には心強い存在です。
 
一方、自宅コーヒーはコストの安さに加え、インスタントの手軽さやドリップの香りも楽しめます。
 
つまり、「どちらか一方」ではなく、生活に合わせて使い分けることが大切です。
 
たとえば、ゆとりのある日は自宅コーヒーで節約し、忙しい日はセブンカフェを活用するなど、無理のない習慣作りがおすすめです。
 

まとめ:コーヒー習慣の見直しで、1年後には3万円程度の節約も

セブンカフェの値上げにより、毎朝のコーヒー代も少しずつ家計に響くようになりました。
 
しかし、ちょっとした見直しで、年間3万円程度の節約につなげることもできます。インスタントやドリップコーヒーに切り替えれば、コストを大幅に抑えられます。
 
一方で、セブンカフェは味の安定感や手軽さ、通勤途中でも買える便利さが魅力です。
 
大切なのは、「節約」か「快適さ」か、と一方を選ぶのではなく、自分のライフスタイルに合わせて上手に使い分けることです。朝の1杯を見直すだけで、節約にもリフレッシュにもつながるかもしれません。できるところから、気軽に始めてみましょう。
 

出典

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 『セブンカフェ』の価格見直しに関するお知らせ
UCC上島珈琲株式会社 UCC ONLINE STORE「UCC 職人の珈琲 ほろ苦い味わい 瓶 90g」
UCC上島珈琲株式会社 UCC ONLINE STORE「UCC 職人の珈琲 ワンドリップコーヒー 深いコクのスペシャルブレンド 40杯分」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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