妻が「時短になるから」と乾燥機付き洗濯機を“毎日”フル稼働。1回あたり約2時間かかりますが、月の電気代はどのくらいになりますか?

配信日: 2025.07.24
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妻が「時短になるから」と乾燥機付き洗濯機を“毎日”フル稼働。1回あたり約2時間かかりますが、月の電気代はどのくらいになりますか?
共働きや子育て家庭で活躍する「乾燥機付き洗濯機」。毎日の洗濯を時短できて便利な一方、「本当に毎日使って大丈夫? 」「電気代が高くならない? 」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
 
今回は、乾燥機付き洗濯機を毎日フル稼働させた場合の月の電気代と、その節約ポイントをわかりやすく解説します。家計と時短、どちらも大切にしたい方に必見の内容です。
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毎日2時間稼働の洗濯乾燥機、電気代はいくらかかる?

洗濯乾燥機の1回あたりの消費電力は、機種や使用モードによって異なります。特に電力を使うのは「乾燥」機能で、以下のような目安があります。
 
・ヒーター式乾燥
1回あたり約1.8〜2.0kWh
 
電気料金単価(例:31円/kWh)で計算すると、1回 約56~70円です。
 
つまり、1日1回、毎日使うと次のようになります。
 
月30回×約65円 = 約1950円/月
 
電気料金単価が27円/kWhの場合は、ヒーター式なら月1500~1600円程度になります。1回2時間の稼働の場合、ヒーター式では1回あたり約65~72円となるケースが多く、月額は2000円前後になることもあります。
 

月1500円の出費、家計にどのくらいの影響?

月1500円の追加電気代は、年単位で換算すると約1万8000円。決して安くはありませんが、時短によって浮く時間を『夕食づくりの時短』や『子どもの世話』『自由時間』などにあてられると考えれば、コスト以上の価値を感じる方もいるはずです。また、他の家電と比べてどうか?という視点でも考えられます。
 
・食洗機
1回あたり約20〜30円、月1000円前後(使用頻度や機種によっては1500円を超える場合もある)
 
・エアコン(冷房)
1日8時間×30日で部屋の大きさや機種にもよるが月2000円以上
 
乾燥機は確かに電気を使いますが、極端に家計を圧迫する金額ではないといえます。
 

電気代を節約しつつ乾燥機を使いこなすコツ

とはいえ、できるだけ電気代は抑えたいもの。経済産業省 資源エネルギー庁では、以下のような工夫で省エネ・節電が可能である公表しています。

●ヒートポンプ式乾燥機に切り替える
→ ヒーター式より約半分の電力で済み、1回あたり約25〜30円に
 
●夜間の電気料金が安いプランを利用する
→ 時間帯によって電気代が変わる「時間帯別契約」が活用できます
 
●乾燥フィルターの清掃をこまめに行う
→ 目詰まりすると乾燥効率が悪くなり、稼働時間が延びがちです
 
●洗濯物を詰め込みすぎない
→ 8割程度の容量で運転することで乾燥時間を短縮できます

このように、工夫次第で乾燥機を「時短家電」として十分に活用しつつ、電気代を抑えることも可能です。
 

時短とコストのバランスを取るには?

乾燥機付き洗濯機を毎日フル稼働した場合、電気代はおおよそ月1500〜1800円程度が目安です。一見高く感じるかもしれませんが、洗濯〜干す〜取り込むという家事を「機械が代行してくれる」と考えると、月数千円で時間が手に入る投資ともいえます。
 
特に忙しい家庭では、「時間=お金」と考え、時短効果に価値を見いだす使い方も選択肢のひとつ。さらに節電の工夫を取り入れれば、コスト負担を抑えながら効率的に使えます。家事と家計、どちらも大切にしたい今だからこそ、乾燥機の正しい知識を身につけて、バランスの取れた家電活用を目指しましょう。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 夏季の省エネ・節電メニュー
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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