家のいらないものを売りたい!「iPhoneの箱」が高く売れると聞きましたが本当でしょうか?

配信日: 2025.07.25
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家のいらないものを売りたい!「iPhoneの箱」が高く売れると聞きましたが本当でしょうか?
物価高や将来の不安から、節約を意識する人が増加しています。固定費の見直しや変動費の削減などがよくある節約法ですが、ゴミだと思って捨てていた不用品も、実は売ることで節約につながります。ユーザーが多いiPhoneの箱もそのうちの一つです。
 
本記事では、iPhoneの箱が高く売れる理由や高く売るためのポイントを解説します。
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iPhoneの箱が売れる前提

iPhoneの箱が売れる前提には、そもそもiPhoneの人気が高いことがあります。スマホは大きく分けるとiPhoneとAndroidの2種類に分かれ、日本では約6割がiPhoneユーザーです。iPhoneはブランド力と優れたデザイン性などで人気があり、その価格は一般的には10万円台といわれています。
 
最新のiPhone16で見ると、最も安いものは9万円台から、高性能のものは20万円台で販売されています。Androidは安いものであれば1万円台から購入でき、自由にカスタマイズしたい方や購入価格を安く抑えたい方におすすめです。
 

iPhoneの箱に需要がある理由2選

iPhoneの箱が需要をもつ理由は、中古市場の規模拡大やコレクターの存在等です。本体とのセットだけではなく、空き箱だけで取引されることも少なくありません。
 

中古市場の拡大

年々規模が拡大している中古市場では、付属品もそろっている方が高く買い取ってもらえます。環境省が公表している「令和6年度リユース市場規模調査」によると、2009年の市場規模は 1兆1274億円でしたが、2023年は3兆1227億円でした。14年で2兆円近く拡大しており、需要も供給も高まっていることが分かります。
 
例えば、ある買い取り専門店では機種によって額は異なりますが、付属品がない場合の査定額は500~3000円程度安くなります。他の店舗でも付属品が1点欠けるごとに1000円安くなる店もあるため、付属品の有無が買い取り額に大きく影響を与えるといえるでしょう。
 

コレクターからの需要

アップル製品は洗練されたブランドイメージや、デザインのシンプルさからファンが多く、箱を収集しているコレクターも存在します。
 
特に、限定品や発売終了している機種の箱は高い価値があり人気です。取引額は数千円から、貴重なものであれば数万円にもなります。そのため、箱をゴミとして捨ててしまうのではなく売ることで、お金になるかもしれません。
 

iPhoneの箱はどこで売れる?

iPhoneの箱は、本体とセットであれば買い取りを実施している店舗で買い取ってもらえますが、箱だけの買い取りは受け付けていないこともあります。しかし、メルカリやラクマといったフリマアプリ、オークションサイト等では箱だけで売ることが可能です。
 
実際にサイトなどを見てみると、平均して500~1500円程で取引されているようです。空き箱のみかケーブルとセットか、複数の箱をまとめ売りなど、本体がなくてもさまざまな形式で出品できます。
 

トラブルなく売るためのポイント2つ

最後に、トラブルなく高く売るために注意しておくべき点について解説します。特に、個人間で取引するフリマやオークションサイトでは、個人情報の問題や記載の不明確さによるトラブルが起こりやすいため、事前に確認しておいてください。
 

個人情報につながるものを消しておく

iPhoneの箱にはシリアルナンバーやIMEI番号など、端末と結びつく情報が記載されています。直接個人情報と結びつくわけではありませんが、この番号を悪用して端末を特定することが可能です。事前にシールを剝がしてから撮影・出品し、他者に番号を公開しないように気を付けましょう。
 

箱の状態や付属品の有無を正確に記載する

フリマやオークションサイト等に出品する際には、個人間でのトラブルを未然に防ぐためにも、商品や状態を正確に記載する必要があります。箱だけか他の付属品も付くのか、破損状況や傷の有無などを正直に書くことがポイントです。誰が見ても、出品されている品物とその状態が正確に分かるような記載を意識しましょう。
 

iPhoneの箱を高く売るために

実際にiPhoneの箱だけでも、数百円〜数千円程度で売ることが可能です。中古市場や熱心なコレクターに需要があり、買い取り店舗だけでなくフリマやオークションサイトで、箱だけの取引も行われています。
 
個人情報に関することには深く注意し、出品するときには誤解を生まないように記載して、トラブルなく高く売って節約につなげてください。
 

出典

環境省 環境再生・資源縦貫極総務課リサイクル推進室 令和6年度リユース市場規模調査報告書(27ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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