友人に「月のスマホ代は1万円以上」と話したら驚かれました…。通勤中は毎日「動画を1時間以上」見てるため「月1万円以上のスマホ代」も仕方ないですよね?
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「大手キャリア」だと「月1万円以上」のスマホ代がかかる可能性
データ通信量は動画や画質によって異なりますが、動画を1時間視聴した場合における画質ごとのデータ通信量の目安は表1の通りです。
表1
| 画質 | データ通信量 |
|---|---|
| 360p | 約0.3ギガバイト |
| 480p | 約0.4ギガバイト |
| 720p | 約1.1ギガバイト |
| 1080p | 約2.2ギガバイト |
| 4K | 約8.8ギガバイト |
※筆者作成
720pで毎日1時間動画を視聴した場合、1ヶ月(30日)のデータ通信量は約33ギガバイトです。携帯キャリアの大手3社の通信容量無制限プランは表2のようになっています。通信容量無制限プランは各社とも7000~8000円が相場です。毎月、分割で支払う端末代も考慮するとスマホ代が月1万円以上かかるのは仕方ないかもしれません。
表2
| キャリア | 月額 |
|---|---|
| A社 | 8448円 |
| B社 | 7788円 |
| C社 | 7425円 |
※筆者作成
※税込み価格
※2025年7月25日時点での価格です。
「大手キャリア」は値上げの動きも
先ほど紹介した大手3社のうち、A社は新料金プランの移行により、実質的に値上げとなっています。また、B社は既存プランも含めて8月1日以降の値上げを発表しました。さらに、他社が相次いで値上げを発表する中、C社も料金値上げの検討が必要なタイミングと発言しており、値上げの方向で動いているようです。
一方、値上げはされているものの付加サービスが組み込まれているプランもあり、自社サービスと連携した割引特典を利用することで支払額を抑えられる設計となっています。
毎月の「スマホ代」をなるべく抑える3つのポイント
毎月のスマホ代を抑えたい場合は、以下の3点に気を付けましょう。
・動画の画質を落とす
データ通信量は動画の画質が高ければ高いほど多く消費されるため、画質を落として視聴することをおすすめします。無理なく楽しめる画質は人それぞれですが、360pや480pで視聴するのが一般的です。音声が中心となるコンテンツの場合、最低画質の144pでも楽しめるかもしれません。
・Wi-Fiを使って動画をダウンロードする
アプリやサービスによっては端末上に動画をダウンロードできる機能があり、これを利用することで視聴時にデータ通信量を消費せずに済みます。ただし、ダウンロード時にはデータ通信量を大きく消費するため、Wi-Fi環境でダウンロードすることが重要です。また、端末自体の容量が少ない場合は動画の保存が難しいおそれもあります。
・サブブランドや格安SIMに乗り換える
メインブランドよりも低価格で提供されるサブブランドや格安SIMに乗り換えるのも一つの手です。データ通信量に応じてさまざまなプランが用意されているため、品質を下げることなくスマホ代を抑えられる可能性があります。
まとめ
動画や画質によって異なりますが、一般的に720pで毎日1時間動画を視聴した場合、1ヶ月のデータ通信量は約33ギガバイトです。
携帯キャリアの大手3社では、いずれも通信容量無制限プランを7000~8000円で提供しているため、端末代も考慮するとスマホ代が月1万円以上かかるのは仕方ないかもしれません。スマホ代を抑えたい場合は、動画の画質を落としたりWi-Fiを使って動画をダウンロードしたりするといいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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