東急でんき&ガスの「夏の節電プログラム2025」に参加しようか迷っています。実際にやって得するものなのでしょうか?
2025年もさまざまな節電プログラムが登場しています。そのひとつが、東急でんき&ガスの「夏の節電プログラム」。本記事ではプログラムの仕組みや還元の実態、さらには他社の節電チャレンジもあわせて紹介しながら、「本当に参加すべきかどうか?」の判断材料をお届けします。
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東急でんき&ガスの節電プログラム2025とは?
「夏の節電プログラム2025」は、東急でんき&ガスが提供する、家庭での電力消費を抑えることでポイントやプレゼントがもらえるキャンペーンです。
対象期間は2025年7月1日から9月30日までの3か月間。参加には、6月2日から8月20日までの間にWeb上でのエントリーが必要です。
このプログラムは「節電=我慢」ではなく、「節電=楽しむ」をテーマにしています。東急沿線の商業施設やイベントとの連携もあり、電力のピークを避けながら、家族でのお出かけやショッピングも楽しめる仕組みです。
参加するとどんなメリットがある? 特典と節約効果を整理
東急でんき&ガスの「夏の節電プログラム2025」では、一定の時間帯に節電を行うと、電気の使用量が前年や予測値と比べてどの程度減ったかによって、ポイントが付与される仕組みになっています。
参加者には節電量に応じたQUOカードPayなどが還元される設計ですが、その内容を冷静に整理してみましょう。
1. QUOカードPayがもらえる
指定された時間帯に節電できれば、電気使用量の削減分に応じてQUOカードPayがプレゼントされます。最大4000円分の特典を受け取ることが可能です。
2. 家庭内の電気使用を見直すきっかけになる
節電を意識することで、日頃の電気の使い方が見直され、結果的に電気代そのものが安くなるケースもあります。
3. 参加費無料
参加自体は無料で、気軽に始められる点も魅力です。途中で辞退しても、ペナルティーはありません。
特典自体は大きな額でないかもしれませんが、電気代削減・ポイント還元をあわせて考えると参加するメリットは十分あると考えられます。
東急のプログラムだけじゃない!他社の節電チャレンジもチェック
実は、節電プログラムを行っているのは東急でんき&ガスだけではありません。他の電力会社でも、同様にポイント還元やプレゼントがもらえる節電キャンペーンが実施されています。
たとえば、auでんきの「夏の節電チャレンジ」ではエントリー後、指定時間帯に節電すると、節電量に応じたPontaポイント(例:0.1kWhごとに0.5Pontaポイント)がもらえます。節電要請はアプリやメールで通知され、東急の方式と同様です。
また、東京電力エナジーパートナーの節電チャレンジは参加無料で、節電量に応じて「くらしTEPCOポイント」等が付与されます。Webで申込後、複数回の節電要請に参加でき、条件により高額ポイント還元もあるのが特徴です。
中国電力でも「エコチャレンジアプリ」という専用の節電支援アプリを通じて、節電行動に応じてポイントを貯める取り組みを行っています。アプリ内でゲーム感覚で節電の成果を確認できるのが魅力で、特に家族や子どもと一緒に取り組むのに適しています。
このように、電力会社ごとにさまざまな節電支援策が展開されています。契約している電力会社に合わせて、自分にとって一番得で楽しめるものを選ぶのがよいでしょう。
まとめ
節電プログラムは、うまく活用すれば家計の節約、ポイント獲得、地域とのつながりを同時に実現できる取り組みです。しかも、どのプログラムも参加は無料で、特別な機器や知識も不要。日常生活の中で少し意識するだけで、自然に節電行動へとつながります。
「節電=我慢」というイメージがあるかもしれませんが、最近のプログラムは「節電=楽しむ・得する」に進化しています。東急だけでなく、auや東京電力、中国電力などのプログラムを比較しながら、自分に合ったものを選んでみるとよいでしょう。
まずは、契約中の電力会社のWebサイトをチェックしてみてください。少しの行動が、大きな節約と快適な夏につながるかもしれません。
出典
株式会社東急パワーサプライ 東急でんき&ガス 夏の節電プログラム2025
KDDI株式会社 2025年夏 節電チャレンジプログラム実施中!
東京電力ホールディングス株式会社 TEPCO カーボンニュートラルプログラム
中国電力株式会社 ぐっとずっと。エコアプリ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
