夫に「昼は簡単に素麺でいいよ」と言われた! 1ヶ月間毎日昼を「素麺」にしたらいくら節約になる?
本記事では、1ヶ月(30日)毎日素麺ランチにした場合、普段のお昼代と比べてどれだけ家計が助かるのかを、具体的な数字で検証します。さらに、素麺だけでも飽きずに続けられるアレンジや、健康面の注意点もご紹介します。
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素麺一束あたりのコストはどれくらい?
素麺の価格は購入方法やブランドなどによってかなり差があります。例えば、業務用やまとめ買いの場合は、9キログラム(180束)をまとめて購入すると、一束あたり50円~80円程度が相場です。
一方で、スーパーやオンラインで一般的な商品を単品または小容量で買うと、50グラム×20束(合計1000グラム)で1250円~2000円程度が多く、一束あたり約62円~100円台が相場です。
このように、購入の仕方によって一食分のコストは変わりますが、今回は節約の目安として、一束(50グラム)50円と100円の2パターンを基準に計算してみることにします。
普段のお昼と比べて1ヶ月でどれだけお得?
まず、素麺以外の一般的なお昼代の目安を想定します。地域や習慣などにもよりますが、ここでは参考として以下のようにします。
・外食ランチ:一食あたり約900円~1500円
・コンビニ弁当など:一食あたり約400円~700円
・自炊(おにぎりなど):一食あたり約300円~400円
ここでは、「コンビニ弁当500円」と「自炊300円」の2つの例で考えてみましょう。
表1
| お昼のパターン | コスト(1食) | 素麺コスト(2束) | 1食あたり節約額 |
|---|---|---|---|
| 外食/弁当(500円) | 500円 | 100円 | 400円 |
| 外食/弁当(500円) | 500円 | 200円 | 300円 |
| 自炊(300円) | 300円 | 100円 | 200円 |
| 自炊(300円) | 300円 | 200円 | 100円 |
※筆者作成
1ヶ月(30日)で見ると、
・節約目安A(一束50円)
外食/弁当→素麺:400円×30日=1万2000円の節約
自炊→素麺:200円×30日=6000円の節約
・節約目安B(一束100円)
外食/弁当→素麺:300円×30日=9000円の節約
自炊→素麺:100円×30日=3000円の節約
つまり、毎日素麺ランチにすることで、月におよそ3000円~1万2000円前後の節約が見込める可能性があります。
飽きない工夫と栄養バランスの取り方
毎日同じ素麺では、どうしても途中で味に飽きてしまうことがあります。そのため、めんつゆだけでなく、すりごまや刻みネギ、かまぼこ、温泉卵、梅干しなどを加えることで、手軽に味わいを変えることができます。さらに、オクラや山芋などのねばねば食材を組み合わせると、食感にも変化が出て新鮮な気分になるでしょう。
冷やし中華風にごまだれやしょうゆだれを使ったり、サラダ感覚で野菜をたっぷりのせる「サラダ素麺」にしたりするのもおすすめです。余った野菜を炒めてのせたり、冷蔵庫にあるちょっとした具材を加えたりするだけでも、食べごたえが出て満足感が増します。
ただし、素麺は主に小麦粉から作られた食品なので、どうしても炭水化物中心になりがちです。卵や納豆、鶏ささみなどのたんぱく質や、生野菜・加熱した野菜を一緒にとることで、栄養のバランスが整い、健康面でも安心して続けられるでしょう。
まとめ:簡単・安い・続けやすい「素麺生活」のススメ
素麺の価格は一束あたり50円から100円ほどが相場で、1ヶ月続けるとコンビニ弁当からの切り替えで1万円以上、自炊との比較でも3000円程度の節約効果が期待できる可能性があります。
加えて、調理が簡単で時間もかからないため、暑い季節のランチとしてもぴったりです。味や具材の工夫次第で飽きることなく続けられ、栄養バランスも確保できるでしょう。節約と時短を両立できる素麺生活を、毎日のランチ習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
