500円玉貯金が目標の30万円を達成したので銀行に預けようと思っています。手数料がかからないようにする方法はありますか?

配信日: 2025.09.05
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500円玉貯金が目標の30万円を達成したので銀行に預けようと思っています。手数料がかからないようにする方法はありますか?
500円玉貯金はコツコツと続けやすく、まとまると大きな金額になる人気の貯金方法です。
 
30万円となると500円玉が600枚。ずっしりとした重さに達成感を覚える一方で、いざ銀行に預けようとすると「手数料がかかるのでは?」と不安に思う人も多いでしょう。最近は硬貨の入金に手数料を設定する銀行も増えており、工夫をしないとせっかくの貯金が目減りしてしまう可能性があります。
 
本記事では、500円玉をお得に銀行へ預けるための方法を分かりやすく紹介します。
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ATMを活用して小分けに入金する

もっとも現実的で確実なのは、銀行の店内ATMを利用する方法です。三井住友銀行や三菱UFJ銀行、みずほ銀行といった都市銀行では、平日の取扱時間内に限り、ATMでの硬貨入金を無料で受け付けています。
 
ただし一度に入れられる枚数に制限があり、例えば三井住友銀行は100枚(500円硬貨は75枚)まで、三菱UFJ銀行やみずほ銀行は硬貨の種類によらず100枚までと決められています。
 
30万円分の500円玉は600枚ですから、一度にすべてを入金することはできません。例えば三菱UFJ銀行の場合、100枚ずつ6回に分ければ手数料なしで全額を預けられます。
 
ATMには原則として回数制限がないため、同じ日に複数回繰り返しても問題ありません。平日の日中に銀行へ足を運べる人であれば、この方法がもっともシンプルで確実といえるでしょう。
 

ゆうちょ銀行を利用する場合は窓口を選ぶ

ゆうちょ銀行も500円玉の預入先として利用できますが、注意点があります。ATMで硬貨を入金すると、1枚からでも手数料が発生してしまうのです。これではせっかくの貯金が目減りしてしまいます。
 
そのためゆうちょ銀行を利用する場合は、窓口を選びましょう。窓口であれば100枚までなら無料で入金可能です。窓口は混雑しやすいため、あらかじめ「500円玉をまとめて入金したい」と相談しておくとスムーズに対応してもらえるでしょう。
 

小分けにして預ける工夫をする

一気に600枚を処理するのは、ATMでも窓口でも大変です。あらかじめ小分けしておくと、銀行での手続きがスムーズになります。例えば100枚ずつ袋に分けて持参すれば、数え直す手間も少なく、入金もスピーディーです。
 
また、今後も500円玉貯金を続けるなら、「100枚貯まったらその都度銀行に入れる」というルールを作るのもおすすめです。こうすれば硬貨が大量に貯まることを防げるうえ、入金する際の手間や手数料がかかる状況にも陥りにくくなります。貯金のモチベーションを保ちながら、賢く資産を管理できる方法です。
 

まとめ

500円玉貯金で30万円を達成したら、そのまま貯金箱に眠らせておくのはもったいないものです。ただし銀行に預ける際には、硬貨入金に手数料がかかるケースがあるため注意が必要です。
 
今回紹介した都市銀行では平日昼間のATMを使えば基本的に無料で入金できますが、一度に扱える枚数は限られています。ゆうちょ銀行では、窓口なら100枚まで無料ですが、ATMでは1枚から手数料がかかる点に要注意です。600枚を一度に持ち込むよりも、あらかじめ100枚単位に分けておくと手続きもスムーズになるでしょう。
 
せっかく積み上げた貯金を少しでも減らさずに預け入れるためには、各銀行のルールを理解し、小分け入金を心がけることが大切です。上手に銀行を活用して、努力の結晶である500円玉貯金を賢く次の資産形成につなげていきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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