昼食にコンビニ弁当を食べ続けていたら昼食代が「月2万円」を突破…! “自炊弁当”にすればどれくらい節約できる?

配信日: 2025.09.13
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昼食にコンビニ弁当を食べ続けていたら昼食代が「月2万円」を突破…! “自炊弁当”にすればどれくらい節約できる?
昼はいつもコンビニ弁当の生活を続けているうちに、気づけば昼食代が毎月2万円を超えていたという人もいるでしょう。便利で手軽なコンビニ弁当ですが、実は1回の食事代が意外と高くつくこともあります。
 
本記事では、コンビニ弁当から自炊弁当に切り替えた場合、どれほどの節約効果があるのかを具体的に見ていきます。また、節約のコツや無理なく続けるためのポイントも紹介します。
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昼食代が月2万円超え? コンビニ弁当の落とし穴

コンビニ弁当は、おかずだけでも500円前後かかります。ごはん付きの弁当となれば600円台、飲み物やサラダを一緒に買えば1回の昼食で700~800円になることもあります。
 
平日20日勤務として単純計算すると、1日700円×20日=1万4000円です。さらに休日の外食やイレギュラーな出費が加われば、月2万円を超えるのも十分あり得る金額でしょう。
 
コンビニ弁当は手間がかからず、忙しい社会人にとっては頼りになる存在です。しかし、毎日続ければ家計に大きな影響を与えます。さらに栄養が偏りがちで、塩分・脂質の取りすぎにつながることもあります。
 

自炊弁当にすればどれくらい節約できる?

では、コンビニ弁当をやめて「自炊弁当」を持参した場合、どれくらいの節約になるのでしょうか。以下で、それぞれのコストを見てみましょう。
 

■コンビニ弁当のコスト

弁当(ごはん付き):600円
飲み物:150円
合計:約750円/日×20日勤務=1万5000円/月

 

■自炊弁当のコスト

ごはん:30円
メインのおかず(肉・魚など):100円
副菜(野菜など):70円
飲み物(水筒持参):0円
合計:約200円/日×20日=4000円/月

 
つまり、月に1万1000円以上の節約が可能ということです。年間にすれば13万円超なので、1年で小型家電が買えるほどの金額を浮かせることができるということになります。
 

自炊弁当を続けるコツとは?

自炊をすると節約につながるのは分かっていても、「毎朝作るのは面倒」「時間がない」という人もいるでしょう。そこで、以下のような工夫をすると、無理なく自炊を続けることができます。
 

・作り置きを活用する

週末に数品おかずを作り置きして冷蔵・冷凍しておけば、朝はごはんと詰めるだけで済みます。また、冷蔵・冷凍保存を活用して炒め物・煮物・副菜とローテーションすることで、バリエーションも確保でき、飽きずに続けやすくなります。
 

・シンプルでOKと割り切る

毎日完璧な栄養バランスや見た目を求めると、挫折しがちです。冷凍食品やレトルトをうまく取り入れ、「作らない日があってもよし」とする柔軟さも大切です。
 

・水筒やマイボトルを持参する

飲み物代も、毎日かかるとバカになりません。水筒にお茶を入れて持っていけば、年間で1万円以上の節約につながります。
 

自炊には節約のほかにも多くのメリットがある

自炊弁当には金銭的なメリット以外にも、さまざまなよい点があります。本章では、自炊を習慣にすることで得られる代表的なメリットを紹介します。
 

1. 健康管理がしやすい

自分で食材を選べるため、カロリー・塩分・脂質を抑えることができます。
 

2. 満足感が高い

好みの味付けやメニューを自分で調整できるため、食べたいものを食べる楽しさがあります。
 

3. 食材のムダを減らせる

夕飯の残りの再利用や野菜をまとめ買いして使い切ることで、家庭の食費全体も効率化できます。
 

4. 料理スキルが上がる

簡単なおかず作りを繰り返すことで、自然と料理の腕が磨かれます。
 

自炊弁当で賢く節約しよう

コンビニ弁当は便利ですが、毎日続けると昼食代はすぐに1万円、2万円と膨れ上がります。そこで自炊弁当に切り替えれば、1食あたり数百円の節約ができ、月で見ても1万円以上、年間では10万円を超える節約につながります。
 
さらに、自炊弁当には健康や食生活の改善、生活リズムの安定といった副次的なメリットも多く、まさに一石二鳥です。
 
最初から完璧を目指す必要はありません。まずは週に1~2回からスタートして、無理のない範囲で自炊弁当を取り入れてみましょう。節約も健康も手に入る、自炊弁当のある暮らしを始めてみませんか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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